はじめに ― 第2部について
皆さま、Power BIをお使いですか?
「Power BIレポート上の一覧やグラフの数字を直接入力したい」、「Power BI上のマスターを直接編集してしまいたい」 と思ったことはありませんか?
第1部 の「Acterysを試してみる」では、Acterys Modeller でディメンションとキューブを作成、Power BIのセマンティックモデルを作成し、Acterysの"Table Edit"ビジュアルと"Matrix"ビジュアルを使ってPower BIレポート上でのオンライン入力を実現 しました。
第2部では、第1部で作ったデータモデルを使って、Power BIでExcelを活用する 2つの方法を紹介します。
| 使用する機能 | 概要 |
|---|---|
| Acterys Excel Addin | Excel上でPower BIのデータを参照・入力できるExcelアドイン。レポート作成ウィザードやAEOワークシート関数を提供。Excel内でディメンションとキューブを作成できるModeller機能も提供。(AEO は、Acterys Excel Online の略。) |
| Acterys Smart XL | Power BIレポート上にExcelインターフェースとExcel機能を提供するPowerBI Visual Addin。 |
第2部:ActerysのExcel-AddinとSmart XLを試してみる ― Power BIでExcelを活用してみる
この記事の大きな流れ
- Excel Addin をインストールする
- Excel Addin でデータを参照・入力してみる
- Smart XL でレポートを作成してみる
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- 行列固定のレポート
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- 行増減のあるレポート
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- Excelインポートで作るレポート
環境・前提
- Power BI Desktop / Power BI Service
- Acterys トライアル環境(日本ラッド へ問合せ、もしくは acterys.com から申請)
- Excel (2016以降、バージョンや種類は問わず)
- 第1部で作成したActerys上のデータモデル (ディメンション:Q_Segment, Q_Country, Q_Product, Q_Date と、キューブ:Q_Sales)
- 第1部で作成したPower BI (Acterys を試してみる.pbix)
この記事の大きな流れは次の通りです。
1. Acterys Excel Addin を使ったレポートの作成
1-1. アドインの入手とインストール
Acterys Excel Addin は Microsoft AppSource から入手します。
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Excel を起動し、リボンの「挿入」タブ>「アドインを入手」をクリックします。
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検索ボックスに「Acterys」と入力し、検索します。
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「Acterys for Excel」が表示されるので「追加」ボタンをクリックします。
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インストールが完了すると、Excel のリボンに「Acterys」が追加されます。

図:AppSource から Acterys Excel Addin を追加
1-2. Acterys へのサインイン
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リボンの「Acterys」タブ>「SIGN IN」をクリックします。
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Acterys Modeller と同じ Microsoft アカウント(Entra / MFA 認証)でサインインします。
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サインインが完了すると、Acterys の作業ウィンドウ(タスクペイン)が Excel の右側に表示されます。

図:Acterys Excel Addin のサインイン
1-3. Excel Addin を使ってみる
1. Excel Addinの機能
Acterys Excel Addin の作業ウィンドウには、いくつかの操作ボタンと、"Acterys Planning"と"Acterys Modelling"の2つのタブが表示されます。
"Acterys Planning" では、ウィザードを使った一覧の作成やディメンション編集用の一覧の作成、データの取込みなどがサポートされています。
"Acterys Modelling" では、Excelをフロントエンドにしたディメンションの作成やキューブの作成などModeller機能がサポートされています。
ここでは"Acterys Wizard"によるExcelレポート作成を行ってみます。

図:Acterys Excel Addin の作業ウィンドウ
2. Acterys Wizardを使ったレポート作成
では、"Acterys Wizard"を使ってレポートを作成してみましょう。完成予定のシートは以下です。
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白紙のワークシート上で"Acterys Excel Online"に接続し、"Acterys Planning"から"Acterys Wizard"を起動します。
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ウィザード上でキューブ:"Q_Salse"を選択し、表示する項目行と列、およびフィルターに割り当てます。
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"Dimension"で"Q_Country"を選択すると、”Main”欄にQ_Countryに設定されている項目が表示されます。”Main”欄の"Q_Country - Name"を"Rows"欄にドラッグアンドドロップで配置します。
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"Dimension"で"Q_Segment"を選択、"Columns"欄に"Q_Segment - Name"を配置します。
"Select Elements"欄で表示対象とする"Enterprise"と”Midmarket”を選択します。 -
"Dimension"で"Q_Date"を選択、"Filter"欄に"Q_Date- Year"を配置し"2014”を選択します。
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"Update Grid"ボタンをクリックすると、シート上にレポートが展開されます。
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AEOワークシート関数について
今回はウィザードでレポートを作りましたが、普段利用しているExcelレポートにAEOワークシート関数を埋め込めば、ご利用中のExcelの書式はそのままに、PowerBIと同じデータをオンラインで読み書きするExcelレポートとすることが可能です。5-1. AEO.Cell :キューブの値を取得または書き戻すために使います。
引数 設定 値 False(自セル) 、値、もしくはセル参照 データベース データベース名 キューブ キューブ名 書込み無効 False=読込み書込み、True=書込み不可, 読込みのみ ディメンション ディメンションと座標の文字列(繰返し) ex. "[DimDate].[Year].&[2016]" 例:=AEO.Cell(FALSE,"AP_NIPPON","Q_Sales",FALSE,"[Q_Country].[Name].& [Canada]","[Q_Date].[Year].& [2014]")
)5-2. AEO.Member :ディメンションの特定もしくは任意の要素を取得するために使います。
引数 設定 データベース データベース名 ディメンション, 列, 要素 ディメンションと座標の文字列 ex. "[Q_Country].[Name].& [Canada]" ドリルダウンパス ドリルダウンパス文字列 ex."[Q_Product].[Name]" タイプ row, column, filter のいずれか isExpandable フラグ, 任意, 拡張可能か否か isExpanded フラグ, 任意, 拡張表示するか否か 例:=AEO.Member("AP_NIPPON","[Q_Country].[Name].& [Canada]","[Q_Product].[Name]","row",TRUE,FALSE)
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通常のワークシート関数やグラフを配置
AEOワークシート関数の設定さえできてしまえば、あとの行列の追加やExcel関数の設定など、ほぼ全ての操作はExcelと同じです。
今回はEnterpriseやMidmarketの合計と総合計、その合計比と総合計比を追加、あわせてExcelグラフを追加しました。

図:完成図
その他参考情報:"Rows"に複数項目を設定した場合、セルをクリックすることで行方向に伸縮可能なレポートを作成することができます。

図:セルのクリックで伸縮可能なレポートその他参考情報:Acterys Excel Onlineは Power BI Serviceの"Analyze in Excel"で作成したピボットテーブルにも対応 しています。

図:Power BI ServiceのAnalyze in Excel

図:Acterys Excel Onlineはピボットテーブルにも対応 -
3. セルへの入力とWrite-Back
Excel Addin のAEO.Cell関数でデータを展開したシートは、Power BI 同様に PowerBIデータモデルへのWrite-Back が可能です。
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展開されたデータの任意のセル(AEO.Cell関数のセル、もしくはピボットテーブル上の任意のセル)に数字を入力します。
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数字を入力し、”Save”アイコンをクリックすると、即時に Acterys のデータモデルに書き戻されます。
Power BI から入力した値も、Excel Addin から確認できますし、その逆も同様です。Power BI と Excel が同じデータベースを共有しているため、どちらから入力しても即時に反映されます。
4. Excel Addin上でのディメンションの編集
Acterys Excel Addinの**"Edit Dimension"機能でディメンションレコードの追加、削除、変更が可能**です。
また、 管理者権限を持つユーザーは、Excel内でディメンションの作成、編集、削除、キューブの作成、削除をサポートするModeller機能を利用可能です。

図:Excel Addin内でのEdit Dimension
2. Acterys Smart XL でレポートを作成してみる
Smart XL とは
Smart XLはPower BIレポート内にExcel同様のインターフェースを提供するVisual Addinです。
Excel機能はほぼ網羅しており、Excel同様の操作でPower BIレポートを作成することが可能です。
2-1. Power BI にSmart XLを追加する
Smart XLも第1部のTable EditやMatrix Gen2同様、AppSource から入手します。
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Power BI Desktopを起動し、第1部で作成した .pbixファイルを開きます。
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Power BIの"視覚化"、"その他のビジュアルの取得"を選択し、AppSourceの"Power BIのビジュアル"ダイアログを表示します。
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検索ボックスで”Smart XL”を検索します。複数のアイコンが表示されますが、新しい方(現在最新は2026/2/18版)を追加します。
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第1部で作成した .pbixに新しいページを追加し、"Smart XL"ビジュアルを配置します。

図:Smart XLビジュアルを配置 -
Smart XLの"AP Key"にテーブル"ServiceAccountのKey"、"Tenant Name"に"AP_XXXXXX"、"Auth Type"に"PBI AD Auth"を設定します。
認証とテナントを設定すると、いかにもExcelな画面が表示されます。
メニューやリボンバー、右クリックで表示されるメニューは見慣れたExcel同様だと思います。(英語表記ですが...)
これらの操作と設定は、ほぼExcelに同じです。
2-2. Smart XL を使用した画面の作成
もちろんActerys関連項目は独自のものとなりますが、Smart XLはほぼExcelです。
今回は、このSmart XLを使って3通りの方法でレポートを作ってみます。
- "AEOワークシート関数"を記述して一覧表を作る。
- "Power BI Table"機能を使って一覧表を作る。
- "作成済みのExcelをインポート"してPower BIレポートを作る。
2-2-1. "AEOワークシート関数"を記述して一覧表を作る
Smart XLでは、Excel-Addinで使用したAEOワークシート関数を使うことができます。(もちろん通常のワークシート関数も)Smart XLのウィザードを使用して、Smart XL上にAEOワークシート関数を記述してみます。
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Smart XLのシート上に年選択用のリストを設定します。
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国名とセグメントの文字列を設定します。
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ウィザードを利用してCell関数を設定します。
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セルC5にカーソルを置き"Acterys Wizard"をクリックします。
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"Wizard Type"に"Cube Function(Cell)"を指定し、"cube"に"Q_Sales"を設定します。
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"Dimension"に使用するディメンションと使用する列名、参照するセルを設定します。
このDimensionの設定がキューブ"Q_Sales"の検索条件となります。- 年ディメンション:Q_Date・Year・セル:”&$B$2&”
- 国ディメンション:Q_Country・Name・セル”&$B5&”
- セグメントディメンション:Q_Segment・Name・セル”&C$4&”
セル位置固定の$記号設定で以降の手順が楽になります。
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設定し終えたら"LOAD"ボタンを押下します。
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WizardによってセルC5に AEO.Cell関数が配置され、Q_Salesの値が表示されます。
配置されたAEO.Cell関数は次のような式になっています。
=AEO.CELL(FALSE,"AP_NIPPON","Q_Sales",TRUE,"[Q_Date].[Year].& ["&$B$2&"]","[Q_Country].[Name].& ["&$B5&"]","[Q_Segment].[Name].& ["&C$4&"]")もちろんこの式を直接セルにタイプしてもOK.です。
AEO.Cell関数の配置を確認したら"Save Report Definition"をクリックし設定を保存します。

図:セルC5のAEO.Cell関数
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AEO.Cell関数のあるC5セルをコピーし、C5~E10セルに貼り付けます。
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AEO.Cell関数の配置が終わったら動作確認をしてみましょう。B2セルの年を変更すると表の数字が変わることを確認できると思います。
もちろんAEO.Cell関数を使用したセルには数値やコメントのオンライン入力が可能です。 -
あとは普段のExcel操作で、行列を追加しSUMや%計算などワークシート関数を設定、こまめに"Save Report Definition"しながら見栄えを整えます。
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このまま公開するとSmart XLのメニューやセル右クリックのメニューが使えてしまうので、誰でも編集が出来てしまいます。もちろんExcel流にセルやシートの保護もできるのですが、Smart XLの"Designer Mode"で意図しない編集を抑止できます。これをOffにすると、各種メニューが非表示となり、最低限の操作ボタン("SAVE" , ”REFRESH”, ”DELETE”)のみが表示されます。
2-2-2. "Power BI Table"機能を使って一覧表を作る(AEO関数も併用)
2-2-1.では固定した行列の一覧表を作ってみました。次に行数可変の(データの有る行だけが表示される)一覧を作ってみます。行数可変のレポートを作成するには、Smart XLの"Power BI Fields"と”Power BI Table"機能を使います。
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新しいページを作成し、"フィルター"と"Smart XL"を配置します。Smart XLには認証とテナントを設定します。

図:フィルターとSmart XLを配置 -
"フィルター"のフィールドに"Year"を設定、"Smart XL"の"Power BI Fields"に"Year", "Q_Country - Name", "Q_Sales - Amount"を設定します。Smart XLのFieldsを設定したら”Power BI Table"をクリックすると新しいシートが作成され、一覧表が作成されます。
設定作業中、きりの良いところで"Save Report Definition"をこまめにクリックし設定を保存します。
図:フィルターとSmart XLのフィールドを設定
※Yearの(空白)はフィルターに"Yearが(空白)ではない"を設定し非表示にします。
※この一覧上のAmountには数字を入力することが可能です。Amountに該当する列のタイトルがundefinedですが今回はこのまま進めます。
※Power BI TableはインポートしたPBIテーブルにも対応しています。 -
ここまでの設定で"Smart XL"の表示を試してみます。
配置したフィルター”Year”を選択すると、Smart XLにはそのフィルターに応じた行数(Amountにデータのある行)の一覧が表示されます。

図:フィルター選択とSmart XLの一覧 -
フィルター”Year”の選択で一覧表が表示されることが確認出来たら、この一覧表に対応したExcelワークシート関数、AEOワークシート関数を配置します。きりの良いところで"Save Report Definition"をクリックし設定を保存します。

図:Excel関数、AEO関数の配置
※E6~のセルの式について、"=A6"の式で直接参照すると表の行が増減すると"#REF!"となってしまいます。OFFSETやINDEX(ROW)などの関数を使って行増減による"#REF!"発生を回避します。 -
ここから先はExcel同じ手法、同じ操作で書式を設定していけます。おこのみの書式に整えることでレポートの完成です。
作業時はこまめに"Save Report Definition"をクリックし設定を保存します。
もちろんAEO.Cell関数を使用したセルは数値やコメントのオンライン入力が可能です。
2-2-3. 作成済みのExcelをインポートしてPower BIレポートを作る
Smart XLは、ExcelファイルをインポートしてそのままPower BI上に表示、使用することが可能です。
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新しいページを作成し、"Smart XL"を配置、認証とテナントを設定します。
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"Smart XL"の”FILE”をクリックすると、メニューに"Import"が表示されます。

図:Smart XLを配置、FILEをクリック -
"Import"をクリックし、2章で作成したExcelファイル(もしくは任意のExcelファイル)をインポートします。
インポートが完了するとSmart XL内にインポートしたExcelが表示されます。 -
念のため"Save Report Definition"で設定を保存、Power BIも保存します。
これでインポートしたExcelファイルをPower BI内で利用可能となりました。
第2部でのご紹介ポイント|まとめ
いかがでしたか?
いくつかActrys由来の機能を覚える/使う必要はありますが、ExcelスキルだけでPower BIレポートを作れる ことがお分かりいただけたかと思います。
メリット
① Power BI と Excel で同じデータを共有できる
Excel Addinを使えば、Power BI と同じデータソースを使ったExcelレポートを作成でき、そのレポートはPower BI と同じデータソースにオンライン入力可能なExcelレポートとなります。
また、手元のExcelの罫線, 色, 配置など変えることなくAEO関数を埋め込むことも出来るので**「既存Excelを変えたくない」という声にも応えやすい**です。
② ExcelスキルでPower BIレポートを作成可能
Smart XLの操作はほぼExcelなのでExcelスキルでPower BIレポートを作成可能 です。
また、作成済みExcelをそのままPower BIレポート上で利用可能なので、Excelレポートさえ作れればPower BIレポートとして公開可能です。
加えて、Smart XLは通常のExcel関数をサポートしているので、DAXを使わずExcel関数でPowerBIレポートを作成することが可能です。
注意点
① 日本語化されていない
Excel Addin、Smart XLとも、その機能や設定項目のほぼ全ては英語表記です。
② サポートされていないExcel機能、Excel関数はある
Excelのマクロや最近のExcelで実装された機能(スピルやUNIQUE関数など)など、Smart XLではサポートされていないExcel機能やExcel関数はあります。
まとめ
Acterysは Power BIだけでなく、Power BIからもExcel からも、同じデータモデルへ読み書きできる点が大きな強みです。
また、Excel関数を使いExcel同様の操作でPower BIレポートを作成できる、加えてExcelファイルをPower BIレポートに取り込んで利用できることでPower BIレポートの生産性を大きく向上できます。
「実際の入力は Excel でやりたい」という方や、「Power BI は使っているけれど、とにかくExcelで作りたい、Excelでなら作れる」という方に向けて、Acterys Excel Addin と Smart XL は有効な選択肢となります。
【第3部】では、これまで作成したディメンション・キューブ・Power BI レポート・Excel Addin を組み合わせて、実際の予実管理の形にしていきます。
日本でのお問い合わせ
日本国内でのActerysの導入・検証・PoCのご相談は、日本ラッド株式会社までお気軽にお問い合わせください。
🔗 日本ラッド株式会社 Acterys:https://www.nippon-rad.co.jp/bi/products/acterys/
✉ メール:Acterys@nippon-rad.co.jp


















