はじめに
以前の記事「Intel系インスタンスからAMD系インスタンスに切り替えてみた話」のその後の話です。
Intel系からAMD系のインスタンスに変更したことでコストは安くなったのですが、更に安くできないかと思い調べていたところT2Dインスタンスの存在に気づきました。
T2Dインスタンスとは
N2Dインスタンスはバランス型で幅広く利用できるのに対し、T2Dインスタンスはスケール特化型になっています。
頻繁にスケールが行われるWEBサービスには、とても相性が良いです。
コストに関しては、継続利用割引が適用されないためT2Dインスタンスが高くなります。
ただ、CPU性能はT2Dインスタンスが圧倒しているので、全体で見ると安くなるはずです。
・N2D
・T2D
実際適用してみた
前回と同じくピーク時にどれだけCPUが使用されているかで比較していきます。
まず、N2Dですが 242CPU 使用しました。
続いて、T2Dですが 166CPU 使用しました。
ソースを全く変えずに、インスタンスタイプを変えただけ76CPU(32%DOWN)削減されました。
これは凄い。。。
まとめ
スケールが頻繁に行われるサービスの場合、T2Dインスタンスに切り替えることでコストがかなり抑えられる。