0
0

More than 1 year has passed since last update.

【BizRobo!】ループステップを使わず対象を特定する!

Last updated at Posted at 2022-05-20

はじめに

現在、RAPを実務で行っていますが、まだまだまだまだ経験が浅く、日々勉強中です。
本記事については、自身の備忘録も含め同じ様な所で頭を抱えている方に対して、
少しでもヒントになり、先に進める力となれれば良いなと思い記事にしましたーー!

今回のTips

業務中に例えば、毎月値を入れていくようなExcelファイルがあって、
そこから、ロボットで稼働月の該当セルの値を取得する様なオペレーションが存在した場合、
よくある方法としては、以下の様に該当行をループし、値の取得➡値の判定の様に、
一つずつ判定し、該当の月まで来たら、値を取得する方法が定番なのではないかと思います。
ループステップを使わずに、対象の特定①.PNG

ループステップを使っても、
要件を満たす事は、もちろん出来ると思うのですが、
今回は、一発で該当のセルの値を取得する方法について、記事にします!

Tips概要

今回は、「名前付き範囲」と「セル値取得」を使用して、該当セルの値を取得します。

Tips詳細

まずは、通常通り対象のExcelファイルをロボットで読み込んで頂いて、
ビューに表示されたら、一発検索したい行を右クリック➡その他➡名前付き範囲として設定を選択します。
ループステップを使わずに、対象の特定②.PNG

設定すると、「Set Name Range」ステップが追加されるので、
アクションタブから、範囲名を自動➡名前付きに変更、入力欄にはわかりやすい名前を入力します。
ループステップを使わずに、対象の特定③.PNG

次に、ビューのどこのセルでも大丈夫なので、値を取得するステップを追加します。
その作成した値取得ステップの「ファインダー」を修正します。
ループステップを使わずに、対象の特定④.PNG

ループステップを使わずに、対象の特定⑤.PNG
※ヘッダーパターンは直接入力をしていますが、実際に業務で使用する場合は変数を指定する形が良いと思います。

上記の様に、値取得ステップのファインダーを修正する事で、
該当セルの値を一発で取得する事が出来ます。
ループステップを使わずに、対象の特定⑥.PNG

まとめ

今回は、該当月の値を取得するのを例にご説明しましたが、
いろんなケースに流用できるステップ構成だと思いますので、いろいろ試して頂ければと思います!

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0