#この記事を書くにあたり
今私は契約社員ではあるが、
ベンチャー企業にて開発部門にて戦力になるべく奮闘中。
少し客観的な視点でここまでの道のりと今後の目標などを踏まえ、
反省点なども含め時系列で整理していこうと思う。
また、未経験スキルでの転職のリアル感が伝わればどんな感じで転職の道が進んでいくのか、
よりわかりやすいと思うのでその辺も書いていきたいと思う。
#簡単な経歴
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高校を卒業してインフラ系の会社に入社。
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数年間、機械や装置を扱うオペレーターを担当、簡単なシーケンスなども作成。
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1社目のインフラ系の会社を辞める半年前にプログラミングスクールに入校。
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選択した言語はJavaとSwift。
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空白期間を経て、コールセンターへ入社。
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担当はテクニカルサポート。
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SES会社へ入社。
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緊急事態宣言の影響でどこへもアサインできず社内待機を過ごす。
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コールセンターへ入社。
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経験を生かしてテクニカルサポートを担当。
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テスター求人を見てベンチャー企業へ入社。
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現在に至る。
#全くの未経験期間
###プログラミングスクールを探すまで
今でこそ、転職のノウハウは良い意味でも悪い意味でも慣れた物だが、まず、10年もいた会社から転職するということが未知の世界であったため、何をして良いか分からない状態であった。
電車の中吊りで転職サイトの広告を見て気になるなと思う程度でその先はどうなっているのかすらわからないって感じ。
なので、転職について色々とググってみたりYouTubeを見たりしたものだった。
この状態では正しい情報を見つけ出すのって相当難しい。
少し端折るが、そんなこともありパソコンのスキルが相当落ちていたと実感し、先ずはスクールを探した。
結局は実際に校舎がある老舗のスクールへ入校した。
結果的には、当時の自分にとっては問題ない入校だった。
なぜなら、当時は分からなかったがパソコンのスペックもエンジニアが持つ物ではなかったので結果的によかったと思う。
その程度の知識であったのだった。
###入校後の受講プログラム
当時受講したのが、JavaとSwift。
正確に言えばAndroidとiPhoneアプリ作成コース。
なぜこのコースを選んだかといえば、単純にアプリを作ってみたかったからということと、
メジャーな言語であるJavaも習うことができるということ。
結果的にこのコースを選んだのは少し遠回りだった気もした。
Web制作コースやPHP、JSなどの言語を選んでおけばとも後々思ったりもしたが、
今の仕事をしている段階では全く役に立たないとも思ってはいない。
幅広い視点を持つことは全然問題ないことでもあるし、
情報系などの大学も出ていない私にとってJavaは言語の基礎を教えてくれたと言っても過言ではないだろう。
その後で、自分で調べて学べば良いという思考になったので、あとは何も問題ない。
話を戻すと、Javaを中心に受講させてもらい、オマケ程度にアプリ作成といった感じで半年ほどで受講を修了した。
コンパイルとは何か。
2進数、16進数、、、
機械語とは。
などなど
少しアカデミックなことを触れてコーディングに入っていき、
演習問題の繰り返しだった。
###初めての転職フェア
そんなこんなで1社目はさっさと辞めてしまわないと辞めづらく、精神的にももたないので、
転職ができなくても辞めるつもりでいた。
とはいえのんびり転職を待つのもよくないので、
先ずは転職フェアに参加してみることにした。
知っている人なら知っている転職フェア。
あれはいわゆるSESフェア。
まあ、わかるとは思うが行かない方が良い。
分からない人にとってはIT業界ってああいうところなんだと洗脳されかける。
面接を受けてみたり、エントリーをしてみるがが上手くいかない。
###コールセンター(テクサポ)へ
そんなこんなで仕事をしないのもよくないので、
コールセンターへ流れ着く。
転職後はほとんどをコールセンターで過ごすことになる。
###朝活でPHP
コールセンターにずっといるわけにもいかないので、
朝の喫茶店で毎日就業前にPHPの勉強をすることにした。
###緊急事態宣言を抜けてのベンチャーへ
色々あってコールセンターを行き来するのだが、
ようやくベンチャーでテスター業務から携わることになるわけだった。
それができたのも、
結局はReactでFirebaseにデプロイまで行けた知識を持てたということ。
コードを書いているだけでは話が薄っぺらくなってしまう。
そして、入社して思うのは実務経験に勝るものはないということ。
お金を貰いながらその業務に専念することでのスキルアップは格段に違う。
ようやく、ポジションに来れたのだから、
コーディングだけでなく、テストケースの作成、サーバー、インフラ側の知識、RDBやAPIのことなど、
いままで自分だけでは時間を割くことができなかったことにもやっていくことができるのではないだろうか。
周囲の優秀なエンジニアに囲まれて仕事ができることがいかに幸せなことか、
昨今の転職の大変さを聞いてよく身に染みる。
今も少しずつコーディングをしているが、
EC2ぐらいを使って繋げられたらと思っている。
JenkinsやCircleciを使って自動テストの知識についても増やしていきたい。
AWSを学ぶのならDockerもやりたいわけだ。
学ぶことは多い。
フロントの勉強をしていると、
限界を感じることが多く、
向上心があればどうしてもインフラ周りにいきたくなる。
なるほど、フロント側にフルスタックが多いのも納得と思った今日この頃。