はじめに
今回は、Flexera One を使って「ライセンス管理でよく直面する課題」をどのように解決できるのかをご紹介します。
ライセンス管理は、
- 使いすぎによるコンプライアンスリスク
- 使っていないライセンスによる無駄なコスト
- EOL(サポート終了)によるセキュリティ・運用リスク
といった悩みがつきものかと思います。Flexera One では、これらを一元的に可視化し、具体的なアクションにつなげることができます。
よくある課題
各課題に対するFlexera Oneでの対応
1. ライセンス使いすぎてないか?
ライセンスの使いすぎが起きていないかは、License>ライセンス概要から確認できます。
- リスクのあるライセンス
- 使用されていないライセンス
が優先度順に一覧表示されるため、全体のライセンスの中で対処すべきライセンスにすぐに辿り着けます。

特定のライセンス(例:IBM WebSphere Application Server Processor Value Unit)をクリックすると、
ライセンスの詳細情報が見られるようになります。このライセンスは、使用可能なエンタイトルメント=-200となっていて、ライセンスを使い過ぎていることがわかりますね。
- どのデバイスで
- どれくらいのライセンスが消費されているのか
といった消費状況の詳細を確認できます。さらに特定のデバイスをクリックしてみます。

すると、ホスト名や IP アドレスなどの情報から
「どのサーバーで使われているのか」までが特定可能となります。
ホスト名だけでは管理部門やアプリケーションが分かりづらい場合でも、
「カテゴリー」フィールドにアプリ名や担当チームを登録しておくことで、
- どのチームが管理しているサーバーか
- 誰に確認・調整を依頼すべきか
がすぐに分かるようになります。
- ライセンス全体の状況を俯瞰できる
- 使いすぎているライセンスと消費元が明確になる
- 関係者への確認・是正アクションにつなげやすい
2.ライセンスの余剰削減でコストを削減したい
不要なライセンスを削除してコストを削減するには、Dashboards>遊休ライセンスを確認します。

ダッシュボードのタイルをクリックすると、
使用余剰(遊休)が発生しているライセンス一覧が表示されます。

「不足 / 使用可能ライセンス」でソートすると、使用可能数が多いライセンスから順に並ぶため、削減効果の高い対象 をすぐに見つけることができます。

また、ライセンス名での検索も可能です。
未使用(遊休)ライセンスを再利用したい場合は、リストを確認することで再利用可能なライセンスの有無を確認できます。
たとえば Windows Server ライセンスを再利用できないか検討したい場合、
- 購入済みライセンス数:40
- 実際の消費数:2
- 再利用可能なライセンス数:38
と、再利用可能なライセンスがたくさん余っていることがわかりました。
- 未使用・余剰ライセンスを可視化してコスト削減
- 再利用可能なライセンスを把握し、無駄な購入を防止
3.EOLまだ大丈夫か、一気に確認したい
セキュリティや運用リスクを下げるためには、EOL(End of Life)情報の把握が欠かせません。
Flexera Oneでは、IT Visiblility>All TIReports>Proactive SW EOL and Obsolescence Guidanceから EOL 情報を確認できます。
- 来年・2年後3年ごと直近のとしでEOLを迎える数
- ベンダーごとに、どの製品が EOL 対象になるのか
をまとめて確認できます。

スクロールすると、今後3年間で EOL を迎えるソフトウェアの全体像 が直感的に把握でき、バージョンアップ計画や移行計画の立案に役立つかと思います。
- 今後 EOL を迎える製品が明確になり、計画が立てやすい
- ベンダー単位で整理でき、更新・連絡対応の効率が向上
まとめ
Flexera One を使うことで、ライセンス管理における
使いすぎ・無駄・将来リスクをまとめて可視化できます。
- 使いすぎているライセンスを把握し、リスクを低減
- 余剰・未使用ライセンスを見直してコストを削減
- EOL 情報を把握し、計画的な更新・移行が可能
「状況が分からないために判断できない」という状態を防ぎ、
ライセンス管理を データに基づいて判断できる状態にするのが
Flexera One の大きな価値です。


