はじめに
本記事では SCSI(スカジー) について、
- そもそも SCSI とは何か
- Linux と SCSI の関係
- 実際によく目にする
/dev/sdaなどの正体
を 初心者向けに、図と具体例を交えてまとめます。
ストレージや /dev 配下の名前が「暗号」に見えていた自分用のメモです。
1. SCSIとは何か
SCSI(Small Computer System Interface) とは、
コンピュータと周辺機器(特にストレージ)を接続・制御するための標準インターフェース規格
です。読み方は 「スカジー」。
[ CPU / OS ]
|
| (SCSIという共通ルール)
|
+-------------+
| SCSI コントローラ |
+-------------+
| | |
[Disk] [DVD] [Tape]
ディスクやDVD, Tapeをやりとりするときに使う 「共通のやり取りのルール」 だと考えると分かりやすいです。
- 機器が違っても
- 接続方法が違っても
「SCSIのルールで話せばOK」 という仕組みです。
2. Linux と SCSI の関係
Linuxでは ほぼすべてのストレージが SCSI として扱われます。
実際にはこうなっている
| 実際の接続方式 | Linux内部での扱い |
|---|---|
| SATAディスク | SCSI層経由 |
| USBメモリ | SCSIデバイス |
| 仮想ディスク | SCSIとして認識 |
| NVMe | 別系統だが思想は近い |
物理的にSCSIケーブルを使っていなくても、LinuxではSCSI扱いとなります。
3. /dev/sda などの正体
Linuxでは、ストレージ機器はすべて
👉 /dev 配下の「デバイスファイル」 として見えます。
よく見るデバイス名一覧
| 種類 | デバイス名 | 意味 |
|---|---|---|
| 1台目ディスク | /dev/sda |
SCSI/SATA ディスク |
| 2台目ディスク | /dev/sdb |
同上 |
| DVD/CD | /dev/sr0 |
SCSI CD-ROM |
| 古いIDE | /dev/hda |
IDEディスク |
| テープ装置 | /dev/st0 |
SCSIテープ |
/dev/sda の意味を分解する
sd a
│ └─ 何台目か(a=1台目、b=2台目)
└─ SCSI disk
sd = SCSI disk の略
だから
- SATAディスクでも
- USBメモリでも
/dev/sdX になる
4. まとめ
-
SCSIとは
→ 周辺機器と通信するための共通ルール -
Linuxでは
→ ほぼすべてのストレージをSCSIとして扱う -
/dev/sdaとは
→ SCSI disk の1台目