はじめに
macOSのホームディレクトリにHermes-agentをインストールし、システム全体で使用できるようにします。Nous Portal(無料枠)を使用して基本機能を試します。
構成:
- インストール場所: ホームディレクトリ(システム全体で使用可能)
- 環境: macOS
- LLMプロバイダー: OpenRouter
- インターフェース: CLI
セットアップ手順
ステップ1: インストール
ホームディレクトリに移動してから、公式インストールスクリプトを実行します:
cd ~
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/NousResearch/hermes-agent/main/scripts/install.sh | bash
実行内容:
- uv、Python 3.11をインストール
- リポジトリをホームディレクトリにクローン
- すべての依存関係をセットアップ
-
hermesコマンドをシステム全体で使用可能に - sudoは不要
インストール後:
- どのディレクトリからでも
hermesコマンドが使える - 設定ファイルやデータは
~/.hermes/などに保存される
ステップ2: 初期セットアップ
そのまま流れで、初期セットアップができます。
hermesのmodelは、今回はNous Portalを使用しました。

ステップ3: チャット開始
どのディレクトリからでもHermes-agentを起動できます:
hermes
ツール、メモリ、スキルを備えた完全なインタラクティブCLIが起動します。
チャットが立ち上がったらセットアップ完了です!
このようなディレクトリ構造になっていて、ユーザーとの会話を記憶できるような構成になっています。
~/
├── hermes-agent/ # Hermes-agentのリポジトリ(インストール時に作成)
└── .hermes/ # 設定ファイルとデータ(使用時に作成)
├── config/ # 設定ファイル
├── memory/ # 永続記憶データ
└── skills/ # 生成されたスキル
Hermes Agentに「自分自身」について聞いてみる
チャットがたち上がったので、まずは軽く会話してみます。
一旦、回答の文字が見にくすぎたので読みやすく変更して欲しいとチャットでお願いしました。
Hermes Agentが設定を変更してくれたので、再起動します。
すると、前回の会話内容をちゃんと覚えていることが確認できました。
Hermes Agentの「記憶の仕組み」
Hermes Agentに、Hermes Agentの記憶の仕組みについて質問しました。
Hermes Agentが答える!記憶の仕組みについて
1. persistent memory(永続メモリ)
-
memoryツールで、セッションをまたいで残る情報を保存できます - ユーザーの好み、環境設定、ツールの癖などを記録
- 例:「ターミナルの色は青にして」というリクエストは一度覚えれば毎回覚えてます
2. skills(スキル)
-
skill_manageで再利用可能な手順を保存 - 複雑なタスクを5回以上繰り返す場合はスキル化がおすすめ
- 例:「プロジェクトのビルド手順」「API呼び出しのパターン」など
3. session_search(セッション検索)
- 過去の会話の記録を検索できます
- 「前回何を話したか」を確認する時に便利
効果的な使い方(Hermes Agent談)
さらに、どう使えば記憶を活かせるかも教えてくれました。
効果的な使い方
ユーザー側でできること:
- 「覚えておいて」「次回からこれで」と言ってもらう → memoryに自動保存
- 繰り返し使う作業は「スキルにして」と言ってもらう → skill_manageで保存
私ができること:
- 重要な情報を見つけたら自動でmemoryに保存
- 複雑な手順を発見したらskill化を提案
- 過去の会話を参照して文脈を復元
おわりに
セットアップは数分で完了し、Hermes Agent自身に質問することで「どんなエージェントなのか」がよく分かりました。
- こちらが細かく管理しなくても記憶してくれる
- 普通に会話するだけで成長していく
そうなので、定期的に会話しながら、
このエージェントがどう育っていくのかを追っていきたいと思います。
参考リンク
- 公式サイト: https://hermes-agent.org/ja/
- GitHubリポジトリ: https://github.com/NousResearch/hermes-agent
- agentskills.io: https://agentskills.io/



