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Windows10上にVMware ESXi 6.5をインストールし、さらにCentOS7.4をインストールする(Nested構成)

Last updated at Posted at 2020-02-01

はじめに

Windowsのパソコン向けOSであるWindows10を利用しながら、VMハイパーバイザを構築(Nested構成)して、Linuxサーバを構築してみます。
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やってみよう!vSphere on VMware Fusion編

リソーススタック

OS/Software CPU(core/thread) Memory Disk 用途
CentOS7.4 1(1/1) 1GB 16GB 検証用LinuxOS
Vmware ESXi 6.5 1(1/4) 8GB 120GB Nestedハイパーバイザ、無償利用でもVM複数OK
Vmware Workstation 15 1(1/4) 8GB 120GB ハイパーバイザ、無償利用ではVM1つまで
Windows10 Home 2(4/8) 16GB 500GB ホストOS、クライアント端末

記載しないこと

・Windows 10のiso入手とインストール
・VMware Workstationのiso入手とインストール
・VMware ESXiのisoおよび試用ライセンスの入手
・CentOSのiso入手とインストール
・各OS/Softwareの動作条件

①VMware Workstation 15にVMware ESXi 6.5用の仮想マシンを作成

VMware Workstationを開き、新規仮想マシンの作成(N)を選択。
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インストーラディスクイメージファイル(M)(iso):にて参照を選択し、ESXiのISOファイルを選択。
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仮想マシン名(V)および場所(L)を入力。場所は仮想マシンファイルの配置先となるため、余裕を持った場所に設定。
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ディスク最大サイズ(GB)(S)にESXiのディスクサイズを指定。
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確認画面にて、ESXiに割り当てるCPU/Memory設定をするためハードウェアをカスタマイズ(C)を選択。
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メモリおよびプロセッサの概要を選択し、それぞれ必要なリソース量に拡張し、閉じるを選択。
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完了を選択し、ESXiのインストールを開始する。
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②VMware ESXi 6.5のインストール

VMware Workstation 15のVM作成完了後、仮想マシンがパワーオンされ、コンソール画面が表示されてインストールが開始していく。
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Installation画面。(Enter) ContinueのためEnterキーを押下する。
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Licence Agreement画面。F11キーを押下する。
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Select Disk画面。Enterキーを押下する。
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keyboard layout画面。上下矢印キーで言語を選択し、Enterキーを押下する。
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root password画面。パスワードを2回投入し、Enterキーを押下する。
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Install確認画面。F11キーを押下しインストールを開始する。
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インストールが完了したら、Enterキーを押下してリブートする。
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リブートが完了すると、ESXiのログイン画面が表示される。
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③VMware ESXi 6.5の初期設定

インストール直後はIPv4アドレスがDHCPになっているので、STATICに変更する。

F2キーでログインし、ユーザおよびパスワードを入力。
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Configure Management Networkを選択。
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IPv4 Configrationを選択。
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Set static IPv4 address and network configrationを選択し、任意のIPアドレスを入力、Enterキーで確定したら完了。
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④VMware vSphere Web Clientへのログイン

ESXiのGUI操作画面であるVMware vSphere Web Clientにログインする。

まずはブラウザを起動し、先ほど設定した固定IPアドレスを入力する。
もし固定アドレスがわからない/DHCPのままにしている場合は、ESXiコンソールのトップ画面に記載がある。
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http://<管理IPアドレス>にアクセス。
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ユーザとパスワードを入力。
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ログイン画面に遷移する。
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#もし、以下のエラーが発生した場合は、ESCキーを入力してエラーウィンドウを消すことができます。
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⑤VMware ESXiの試用ライセンスによる永久利用化

vSphere ESXiの30日試用制限を、試用ライセンスの入力にて解除する。
なお、試用ライセンスはVMwareのESXiダウンロードページ(要ユーザ登録)のページに掲載。

vSphere Web Clientの左ペインから、ホスト - 管理を選択し、中央ペインのライセンスタブの中のライセンスの割り当てを選択する。
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ライセンスキーを入力。
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ライセンスが認証された。
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⑧データストアへのisoファイルアップロード

仮想マシンのインストール用isoファイルをESXiのデータストアにアップロードする。
今回はVMware Workstatin上で切り出し、ESXiが受け取った初期データストア120GBを利用する。

左ペインのストレージを選択し、データストアブラウザを選択。
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データストアブラウザにて、datastore1にiso保存ディレクトリを作成。
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アップロードからisoファイルをアップロード。
※アップロード元はホストのWindows10になります。
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⑨仮想マシンの作成

CentOSをインストールするための器として、仮想マシンを作成する。

左ペインの仮想マシンを選択し、仮想マシンの新規作成を選択。
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新規仮想マシンの作成を選択し、次へを押下。
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名前互換性ゲストOSファミリゲストOSのバージョンを入力し、次へを押下。
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ターゲットデータストアにはdatastore1を選択し、次へを押下。
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設定のカスタマイズの画面にて、仮想ハードウェアを選択し、メモリ - RAMを2048GBから1024GBに変更。
また、CD/DVDドライブ1データストアISOファイルにし、CD/DVDメディアでインストールisoファイルを選択。
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同じく設定のカスタマイズ画面の、仮想マシンオプションでは特に設定を行わず、次へを押下。
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内容を確認し、完了を押下。
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仮想マシンが作成されたことを確認。
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⑩CentOS7.4のインストール

作成したVMをパワーオンし、CentOS7.4をインストールする。

左ペインから作成した仮想マシンを選択し、パワーオンを押下したのち、コンソールからブラウザコンソールを開くを選択。
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ブートが開始される。
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CentOSのインストール画面が起動するので、あとはインストールを行う。
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#インストールの参考
CentOS 7.4 インストール(on vmware esxi 6.0u2)
https://qiita.com/Higemal/items/bf4470599ad8c8ee5ed3

インストールおよび再起動を完了すれば、ブラウザコンソールからCUI操作が可能になる。
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もちろん、ホストのWindows10からのリモートアクセスも可能になる。
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以上!

参考

やってみよう!vSphere on VMware Fusion編
https://blogs.vmware.com/jp-cim/2014/04/vsphereonfusion.html

VMware Workstation上にVMware ESXi 6.0 u2をインストールする(Nested構成)
https://qiita.com/Higemal/items/523c9ccbfcdcb483c2b3

CentOS 7.4 インストール(on vmware esxi 6.0u2)
https://qiita.com/Higemal/items/bf4470599ad8c8ee5ed3

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