Bluemixにはコンテナーという物もありますので、そっちにDockerイメージを載せてみました。
コンテナーの開始
イメージの選択
初期状態で用意されてるコンテナが4つあります。ここでは違うDockerイメージを使いたいので+アイコンを押します。(事前に入手したDockerイメージがあるとマイ組織として表示されます)

名前空間の設定
自分用の名前空間を決めます。ガイドの通り一度決めると変える事ができません。しかしこの名前は公開URLに表示される訳ではないので、あまりこだわる必要はありません。(私は迂闊にもtest001にしちゃいました
)

ここでガイドが表示されますが、ここを読むとまずは自前でDockerイメージをbuildしてそれをpushしてからcf ic runしなさいとあります。

私はWindows環境なのでDockerイメージを作れません。まずDockerイメージを作るためにVirturalBoxをインストールして仮想マシンを作って・・・となると本末転倒なのでここでは手順を変えてDockerHubのイメージをpushしようと思います。
(手順では最初にcf loginを済ませる必要があります。CFコマンド未導入の方はまずコチラを御覧ください。)
プラグインのインストール
ダウンロードリンクを押すと、プラグインのインストールガイドが開きます。
Dockerコマンドのインストール
まずはプラグインの前にDockerコマンドをインストールせよとあります。私はWindows7 64bitなので図のもを選択。

ここで注意 リンクを押すとその物ズバリdocker-1.8.1.exeファイルがダウンロードされます。icプラグインはdockerコマンドをcallするので、docker.exeにリネームのうえ、PATHの通ったディレクトリに配置します。どこに置けばよいか迷った場合はCFコマンドのディレクトリに放り込めば良いでしょう。(私はそうしました)
icプラグインのインストール
CFコマンドが無い人はまずCFコマンドを入れろとありますが、ここで入れるとloginの引数で迷うのでコチラの手順をお勧めします。
icプラグインのインストールはCFコマンドを使ってコマンドラインから入力します。私はWindows7 64bitなので図の行をコピーしてコマンドプロンプトに貼り付けます。

無事入りました。手順に従ってcf ic loginも済ませます。
「cf icコマンド≒dockerコマンド」である事がガイドからなんとなく分かります。

Dockerイメージのコピー
通常dockerイメージの入手はdocker pullコマンドを使用しますが、bluemixコンテナの場合はローカルPCではなく、コンテナにイメージを送る必要があります。コマンドは、
cf ic cpi [DockerHUBイメージ名] registry.ng.bluemix.net/[自分の名前空間]/[イメージ名]です。
取得したimageはcf ic imagesで確認できます。以下私の様子です。/test001/が私が入手した物で他が最初から入ってるイメージです。
REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED VIRTUAL SIZE
registry.ng.bluemix.net/test001/reichat latest b700e4d33bd7 7 days ago 176.9 MB
registry.ng.bluemix.net/test001/redmine latest 427dbc20df0a 8 days ago 448.5 MB
registry.ng.bluemix.net/test001/gitbucket latest a4d66e57d54a 9 days ago 514.3 MB
registry.ng.bluemix.net/test001/nginx latest 5135500ec6a1 9 days ago 132.7 MB
registry.ng.bluemix.net/ibm-mobilefirst-starter latest 5996bb6e51a1 6 weeks ago 770.4 MB
registry.ng.bluemix.net/ibm-node-strong-pm latest ef21e9d1656c 8 weeks ago 528.7 MB
registry.ng.bluemix.net/ibmliberty latest 2209a9732f35 8 weeks ago 492.8 MB
registry.ng.bluemix.net/ibmnode latest 8f962f6afc9a 8 weeks ago 429 MB
イメージを動かす
イメージが配置されれば続きはWeb画面の方が簡単に操作できます。(が、無応答になる事が多く、現状ではcf icコマンドの方が堅実な動作をする印象です)
私は極力簡単に使いたい人なのでWeb画面で操作します。一度ダッシュボードに戻って、コンテナの開始から入手したイメージをクリックします。ここではgitbucketをクリック。

設定画面が開きます。Web画面の良い所はパブリックIPの要求/紐付けが指定できたり、公開ポートをイメージから取得して表示してくれる所です。

起動完了。IPや公開ポートも表示されます。

ざっと動かした所ちゃんと動いているようです♪

まとめ
DockerHubに公開されているイメージを使ってコンテナを動かす事ができました。
しかし、私のようなWindowsユーザーの場合Dockerイメージを作る事は出来ません。Dockerイメージを作るには別途イメージを作るLinux環境が必要になります。イメージを作る環境としてBluemixの仮想マシンが使えますが、ならばそのままその仮想マシンでイメージを動かした方がdockerコマンドがそのまま(pull→run)使えて便利な気がします(cf icなどdockerとはちょっと違ったコマンドを覚えるのはそれはそれで面倒)。
先の投稿で仮想マシンでDocker動かす話をUPしましたが、正直そっちの方が素直で簡単な印象を受けました。 ![]()
