目次
1. はじめに
2. CodePipelineとは
3. CodePipeliineのコスト
4. 各ステージでサポートしているプロバイダー
5. 参考
はじめに
AWSでCI/CDを構築するために利用するCode兄弟についてまとめる。
今回は、AWS CodePipelineについて。
CI/CDについては別で詳しく解説するが、簡単なイメージ図は以下の通り。
CodePipelineとは
AWS CodePipelineはCI/CDを実現するために利用する、フルマネージド型のサービス。CI/CDを実現するためのツール群をまとめる役割を持つ。
素早く信頼性の高いアプリケーション更新が可能になる。
CodePipeliineの概要をまとめると以下のようになる。
- ソフトウェアリリースプロセスをモデル化して可視化
- 開発者によるコード変更が行われると、コードのビルド、テスト、デプロイを自動で実施することが可能(CI/CD)
- AWSサービスやサードパーティ製のツールを利用することが可能
CI/CDを構築するために利用するAWSリソースは以下のようなイメージ。
CodePipeliineのコスト
公式サイトを参照すると、以下のように書いてある。
AWS CodePipeline に前払い料金などの義務はありません。お客様が使用した分にのみお支払いいただきます。AWS CodePipeline は毎月アクティブなパイプライン*1つにつき1.00USD が課金されます。実験を奨励するため、パイプラインは作成後の最初の 30 日間は無料です。
上記を踏まえ、CodePipeliineにかかるコストは以下の通り。
- アクティブなパイプライン
- パイプラインで利用する他のAWSリソース
- 他のAWSリソースやサードパーティサービスからアクショントリガーする場合
アクティブなパイプラインとは、作成から30日が経過し、かつ当月に1つのコード変更が発生したパイプラインのこと。
つまり、コード変更が行われなかったパイプラインには料金は一切発生しない。
各ステージでサポートしているプロバイダー
Source(ソース)
- AWS CodeCommit
- Amazon ECR
- GitHub
- GitLab
- Amazon S3
- Bitbucket
- GitHub Enterprise Server
Build(ビルド)
- AWS CodeBuild
- CloudBees
- Jenkins
- TeamCity
Test(テスト)
- AWS CodeBuild
- AWS Device Farm
- BlazeMeter
- Nouvola
- Jenkins
- GhostInspector
- Micro Focus StormRunner Load
- Runscope
Deploy(デプロイ)
- AWS CodeDeploy
- Amazon S3
- AWS AppConfig
- AWS CloudFormation
- AWS CloudFormation StackSets
- Service Catalog
- Amazon ECS
- Amazon ECS(Blue/Green)
- Elastic BeanStalk
- AWS OpsWorks
- Amazon Alexa
- Xebialabs
Invoke(呼び出し)
- AWS Lambda
- Synk
- Step Functions
参考
AWS CodePipeline
AWSホワイトペーパー
AWS CodePipeline ユーザーガイド
Code兄弟シリーズ