エンジニア2年生と25年生がキャリアをテーマにコラボLTしてみた!
LiON(LinuC Open Network)運営メンバーのにしかわです。
今回は、10月24日(木)に開催した「ITエンジニアのためのミートアップイベント2024 October」のイベントリポートを書きましたので、ご一読いただけると幸いです。
このイベントのメインは、日本PostgreSQLユーザ会理事長の喜田紘介さんをお招きしてのトークセッションですが、その前談として、LiONメンバーの社会人2年生のSumireさんと『私のキャリア』をテーマにコラボLTさせていただきました。
ノリで実現!
LiONでは、毎月イベントを開催しています。
オンラインとリアルで交互にやっているのですが、前回(8月)のリアルイベントにSumireさんが参加されていました。LinuC101勉強会の時にお話しさせていただいていて、印象に残っていたので、ノリで声を掛けさせていただき実現した自分の中では激アツの企画でした 笑
発表はバッチリ!
LTはSumireさんがメインで話をして、私が口を挟む形式で発表しました。
15分の待ち時間でしたが、テンポよく時間配分もバッチリ!!
Sumireさんは、JAVAのコミュニティにも参加されていて、発表も慣れていらっしゃる感じで、安心して発表していました。
でも、見守り感がすごいと後で笑い合ってましたけどね!
キャリアって今も昔も同じ?
このLTの資料を作る過程で、気づいたことがあります。
タイパ、コスパと言われる今ですが、2年目でも25年目でも、それほどキャリアの考えは変わっていないということ。
コラボしようとは言ったものの、実は心の中では全然話が合わなくてやめようかとならないかなと心配してました。
Sumireさんが提示してきた資料を読んで、『おぉぉー、一緒やん!』と気づいたんです。
目標が講師や育成というところが大きな要因ではあるのですが、二人とも言語からスタートして、Sumireさんがこれから身につけたいもの、私が身につけてきたもの、これが本当にしっくりくるほど合致するのです。
- 様々な言語の仕様や設計思想
- インフラ技術(AWS、Docker)
- フレームワーク(Spring Boot, Spring Security, JPA, Log4j)
- 非機能要件について(Webセキュリティ、パフォーマンスチューニング)
- 心理学、経営や簿記など
これらはSumireさんが身につけたいと思っているスキル、私は全部学んできました。
20年前も今も同じキャリアを身につけたいと思っている。
ということは、私からSumireさんの世代に受け継いでいけるものがたくさんあるってこと。
これはかなりのモチベーションアップにもなりましたし、Sumireさんが2年目でここまで
考えているということに驚きと尊敬もあります。
若い人から見た自分を再発見!
Sumireさんの感想としては、 ”大ボスみたいなにしかわさんが、実は大学では単位も取れなかったほど出来なかったことが新鮮で驚いた” とのこと。
言われてみれば、長年頑張ってきて、気づいたらコミュニティの運営までしてる。
でも、大学では3年間連続でC言語の単位を落とすほど出来なかったんです。
第二新卒枠でようやく入った会社でも、ボーナスが同期の半分というほどの出来の悪さ 笑
誰でも最初は初心者、頭の良さも人それぞれ。
私は、幸運にも、悔しさをバネにする力、人より努力する力があったので、Unix、Oracleと暮らしているんじゃないかと思うほどコマンド打ちまくって失敗を重ねて身につけたところから、キャリアが好転し始めます。
その後も紆余曲折はありましたけどね 笑
そんな話は若い方には新鮮なのかも知れません。
自分のキャリアを振り返る良い時間にもなりました。
LTやってみよう!
LTってイベントで長い時間枠をもらって話したり、セミナー登壇したりするよりずっと身軽にハードル低く発表できます。
気づきももらえるし、聞いてくれた方々と繋がれたりもする。
懇親会のネタにもなりますしね 笑
興味あったら、ぜひLiONでLTしてください。
初心者の方も大歓迎です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
これからもLiON、そして日本のエンジニア文化を盛り上げるために頑張っていきます!