#前置き
ArchLinux上のLightDmにて、LightDMのディスプレイ配置がXfce4の設定だけでは変えられなかったので工夫した話です。
環境はArchLinux(2019/08/01)でデスクトップ環境はXfce4です。
詳細
M/B:GIGABYTE H61M-DS2
CPU:Intel Xeon E3-1275
RAM:DDR-1600 4GB x 2
SSD:SPCC SSD 256GB
OS:Windows10 20H1 + ArchLinux LTS
#ディスプレイ設定をシェルスクリプトに書き出す
Xfce4のデフォルトのディスプレイ設定ではできません。なのでARandRを使用します。
pacman -Syy
pacman -S arandr
起動します。
sudo arandr
ここでディスプレイのレイアウトを編集してください。
デスクトップにdisplay.sh
という名前で保存してください。
起動時にスクリプトを走らせる
以下のコマンドで設定ディレクトリにコピーしてください。
sudo mv ~/Desktop/display.sh /etc/lightdm/
sudo chmod 755 /etc/lightdm/display.sh
設定ファイルにスクリプトのパスを書きます。
sudo nano /etc/lightdm/lightdm.conf
[Seat:*]
の中のdisplay-setup-script=
とgreeter-setup-script=
のコメントを外してパスを書いてください。
あとは再起動すれば設定が適用されます。
#追記
Xfce環境でのみなぜか起動時にARandrが起動してしまうため、その対象方法です。
設定後はGUIフロントエンドであるARandrは不要なため削除してxrandrのみにします
yay -S xorg-xrandr
yay -Rn arandr