Mapでダメージ管理！（辞書のデータ更新）

Paizaの問題を解いていて、「攻撃された人のダメージ合計を計算する」ってタスクにハマった話。最初は Map をうまく使えず、攻撃ログを見事にスルー…。でも set と get を活用すれば、スッキリ解決できた！先に言っちゃうと、今回の最大の失敗は、「問題文をちゃんと読んでいなかったこと」(´;ω;｀)

問題の概要
入力
・n 人の名前（初期ダメージは0）
・m 回の「攻撃された人の名前」と「受けたダメージ」
・ダメージ合計を知りたい人の名前 S

出力
・S の合計ダメージ

入力例

2　　　　　//n
Kirishima
Kyoko
2　　　　　//m
Kyoko 1
Kyoko 2
Kyoko　 　//S

出力例

3

NG例（ミスったコード）

const n = Number(lines[0]);
const S = lines[n + 1]; // m（攻撃回数）を読み飛ばしてる！
const dict = new Map();

for (let i = 1; i <= n; i++) {
    const [key, value] = lines[i].split(" "); // 名前リストを攻撃データと誤認
    dict.set(key, Number(value));
}

何がダメ？
✅ m（攻撃回数）を無視 → そもそも攻撃が記録されない
✅ n の名前リストをダメージデータと誤認

OK例（修正後）

const damageMap = new Map();

// 初期化（全員のダメージ = 0）
for (let i = 1; i <= n; i++) {
    damageMap.set(lines[i], 0);
}

// ダメージ集計
for (let i = n + 2; i < n + 2 + m; i++) {
    let [person, damage] = lines[i].split(" ");
    damageMap.set(person, damageMap.get(person) + Number(damage));
}

console.log(damageMap.get(S));

ポイント
✅ Map を使い、キー（名前）→ 値（ダメージ） を管理
✅ 初期値 0 をセットし、undefined を防ぐ
✅ get で現在値を取得し、set で更新

まとめ
問題文をちゃんと読めば、Map で楽にデータを管理できる！
辞書的なデータ更新には Map を活用しよう！
問題文はちゃんと読もう！(´;ω;｀)

僕の失敗談と解決話！