へび

今回は paiza の「へび」の問題に挑戦！

へびシリーズの最終Aランク問題を解くことができた！

問題概要

■ やること

• マップ上をへびが 0〜99 の間で最大 100 回移動する。
• 方向転換が指定されている時刻に向きを変え、その後 1 マス進む。

■ 移動の条件（重要）

• 移動先が '.'（空き） のときだけ進める

• '#'（障害物） や 自分の身体 '*' があると移動失敗

• マップ外に出ても失敗

• 失敗した時点で終了し、マップを出力

■ 移動のルール

• 初期位置：与えられた (sy, sx)

• 初期向き：北（N）

• 向きは d_i の L（左）か R（右）で回転

• 回転は指定の時刻 t_i にだけ行う

• その後、いま向いている方向に 1 マス伸びる（＝移動）

■ 出力

• 最終的なマップを出力する

• へびが通ったマスはすべて '*' に変える

• 動けなくなったらその時点で終了して出力

• 99 番目の時刻の移動まで行ったら終了

入力例：

5 5 3 1 3
.....
.....
.....
.....
.....
2 R
4 R
6 R

出力例：

.....
.***.
.*.*.
.***.
.....

✅OK例：

const rl = require('readline').createInterface({ input: process.stdin });

const lines = [];

rl.on('line', (input) => lines.push(input));

rl.on('close', () => {
    const [H, W, sy, sx, N] = lines[0].split(' ').map(Number);
    const gridS = lines.slice(1, H+1).map(line => line.split(''));
    const moves = lines.slice(H+1).map(line => line.split(' '));
    
    let x = sx;
    let y = sy;
    
    const turn = {
        N: { L: 'W', R: 'E'},
        S: { L: 'E', R: 'W'},
        E: { L: 'N', R: 'S'},
        W: { L: 'S', R: 'N'}
    };
    
    const dy = { N: -1, S: 1, E: 0, W: 0 };
    const dx = { N: 0, S: 0, E: 1, W: -1 };
    
    let dir = 'N';
    let count = 0;
    gridS[y][x] = '*';
    
    for (let i = 0; i < 100; i++) {
        if (count < N) {
           const t = Number(moves[count][0]);
           const d = moves[count][1];
        
            if (i === t) {
                dir = turn[dir][d];
                count++;
            } 
        }
        
        const ny = y + dy[dir];
        const nx = x + dx[dir];
        
        
        if (ny >= 0 && nx >= 0 && ny < H && nx < W && gridS[ny][nx] === '.') {
            gridS[ny][nx] = '*';
            y = ny;
            x = nx;
        } else {
            gridS.forEach(s => console.log(s.join('')));
            return;
        }
    }
    
    gridS.forEach(s => console.log(s.join('')));
});

✔️ コードの流れ（簡潔な箇条書き）

1. 入力を読む準備
   • readline で入力行を配列 lines に貯める。
2. 入力データを分解
   • 1 行目から H, W, sy, sx, N を数値で取得。
   • 次の H 行をマップとして gridS に読み込む。
   • それ以降の行を「(時刻, 回転方向)」として moves に保持。
3. 初期設定
   • 現在の位置を (x, y) にセット（スタート位置）。
   • 現在向きを 'N' に設定。
   • 方向転換表 turn と、各向きの移動量 dy, dx を準備。
   • スタート地点に '*' を置く（へびの身体にする）。
   • 次に読む方向転換のインデックス count = 0。
4. 最大 100 回の移動ループ開始
   • i = 0 〜 99 で順番に時刻を進める。
5. 時刻 i が方向転換のタイミングなら向きを変える
   • moves[count] にまだ残りがあれば、
   • その時刻 t と回転方向 d を取り出す。
   • i === t なら dir = turn[dir][d] で向きを変更。
   • count++ して次の指示へ進む。
6. 新しい位置 (ny, nx) を計算
   • 現在向き dir に応じて 1 マス進んだ位置を求める。
7. 進めるかチェックして移動 or 終了
   • 範囲内かつ gridS[ny][nx] === '.' なら進める。
   • そこを '*' にして身体を伸ばす。
   • (x, y) を (nx, ny) に更新。
   • それ以外（壁・身体・範囲外）なら 終了してマップ出力。
8. 100 回移動し終わったら最終マップを出力

📝まとめ

🔍 1. 今回の問題のポイント

• 「へびの身体が残り続ける」＝踏んだマスに '*' を残す

• 「自分の身体にも衝突する」ようになる
  　→ 一度踏んだ場所には二度と入れない！

🔍 2. 時刻管理のコツ

• i = 0〜99 をループ

方向転換の行は 時刻昇順で来る（t_i < t_(i+1)）
　→ count で次の転換を管理しやすい

🔍 3. 向き管理は表でやると超ラク

turn = {
  N: {L: 'W', R: 'E'},
  S: {L: 'E', R: 'W'},
  E: {L: 'N', R: 'S'},
  W: {L: 'S', R: 'N'}
}

🔍 4. 移動処理の順序が超重要

• 時刻が方向転換のタイミングなら向きを変える

• 次の移動先 (ny, nx) を計算

• 範囲外・障害物・身体 → 即終了

• そうでなければ進んで '*' を置く

🔍 5. へびの身体は消えない（伸びっぱなし）

• 普通のスネークみたいに尻が消えない

• 常に進んだマスを '*' にするだけ

• そのため「身体にぶつかる」チェックが増える

🔍 6. 終了条件は2種類

• 100 回（時刻 99）まで移動が終わった

• 移動不可（壁 or 身体 or 範囲外）

僕の失敗談(´;ω;｀)と解決法🐈