0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

FTK Imagerの使い方

Posted at

FTK Imagerとは

フォレンジック ツール キットの略。
記憶媒体の中身を丸々保存できたり、逆に覗いたりできるらしい。

今回は、VMWareのイメージファイルを展開してみる。

右上のFileからAdd Evidence Itemを選択。
これで、FTKで読み込むストレージ(あるいはイメージ)を選択する
image.png

今回はImage Fileを選択する。
一番上のPhysicalは物理、つまりCドライブやEドライブを丸々、そのまま見るというイメージ。
Image FileはCドライブなどに入っているファイルを選択するもの。
そのファイルがドライブを圧縮したようなファイルである場合、それを読み込める。
image.png

Browseからファイルを選択する。
今回はVmwareのイメージファイルとなっている。
ここで、Vmwareでホストをエクスポートすると、ドライブは分割されて保存される。
それが画像の001から014とファイル名に入っているもの。
これを統合してまとめているのが選択しているファイルである。判別方法は、通し番号がなく、かつ容量が極端に小さいもの。こいつの中身には「001から014までを一つのストレージとして扱ってね」とシンプルに書かれている。
これを選択すれば、復元できる。
image.png

展開できた。これがストレージ丸々が出力されている状況だ。
パット見で4つのディレクトリのようなものが見える。これがパーティション。
EFIパーティションは起動時のもの。Cドライブではない。
Microsoft reservedも予約済パーティションでCドライブではない。
どデカい容量でBasic dataとあるし、多分これがCドライブ。これを見たい。
image.png

Cドライブのrootを選ぶと、ここからは見覚えのあるディレクトリ。
普段、エクスプローラーで見る箇所と変わらない。
下の方にはProgram Filesなどもある。
今回は、root直下にあるMFTファイルを確認する。
image.png

ブートした方が早いかも

image.png

image.png

するとドライブにマウントされる。
各パーティションがFドライブ~Iドライブにマウントされているのが分かる。
パーティション名から、Hドライブが仮想マシンのCドライブに相当するものだと分かる。
このマウントは一時的なものなので、電源を切ればアンマウント(解除)されるので心配はない。
image.png

エクスプローラーでHドライブを見てみる。
仮想環境のCドライブがそのままあるかのよう。
ここから直感的にファイル操作などができるので便利。
image.png

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?