3
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

はじめに

iOSアプリ開発における依存関係管理ツールとして、「Swift package Manager」についての記事となります。

似たような依存関係管理ツールとしては、「Carthage」や「Cocoa Pods」などが有名かと思いますが、Xcode標準のツールとなる「Swift package Manager」の方が導入しやすいです。
あとは、使用したいパッケージが「Swift package Manager」に含まれているかどうかですね。。

また、調べると色々古い記事ばかりで最新のXcode環境では微妙に異なります。
とはいえ、基本的に導入手順は変わっていないので問題無いとは思いますが、最新のXcodeでの導入手順について記載していきます。

今回は、FirebaseのパッケージをSwift Pachage Managerで導入していこうと思います。

参考: FirebaseをSwift Package Managerでインストールする方法
 https://firebase.google.com/docs/ios/swift-package-manager?hl=ja

Github
 https://github.com/swiftlang/swift-package-manager

↑ちなみに、なんならFirebaseの公式の導入手順も最新のXcodeでは無い模様

使用する環境は以下の通り
・Mac OS Sonoma 14.5
・Xcode 15.4
・使用言語 Swift (バージョンは5)

導入手順

1)「File」>「Add Package Dependencies」を選択

スクリーンショット 2024-07-13 20.27.02.png

2)Swift Package Managerで使用したいパッケージを選択することが可能

Apple標準のパッケージがずらっと並んでいるが、
スクリーンショット 2024-07-13 20.27.17.png

リポジトリのURLを直接入力することでも指定可能。
以下はFirebaseのリポジトリのURLを入力したときのScreenShot.
スクリーンショット 2024-07-13 20.27.31.png

3) Dependency Ruleの指定

スクリーンショット 2024-07-13 20.28.34.png

記載されている通りではあるのだが、選択肢は以下の通り

選択肢 内容
Up to Next Major Version 次のメジャーバージョンまで更新可能 例:10.29.0 < 11.0.0
Up to Next Minor Version 次のマイナーバージョンまで更新可能 例:10.29.0 < 10.30.0
Exact Version 固定のバージョン
Range of Versions 手入力でアップデートのバージョン指定可能
Branch ブランチを指定することも可能
Commit コミット番号を指定することも可能

ちなみに、非常に分かりづらいが
パッケージ導入後にDependency Ruleを変更したい場合は
 PROJECT > Dependency Ruleタブ で変更可能
スクリーンショット 2024-07-13 20.40.31.png

上記より、メジャーバージョンを更新する為には、Exact Version以降の選択肢が必要になる。
もしくは、 File > Packages > Update to Latest Package Versions で最新バージョンにアップデートさせることも可能。
スクリーンショット 2024-07-13 20.45.06.png

補足:他の項目は以下の意味となる
 Reset Package Caches:リセット
 Resolve Package Versions:依存関係を解決
 Update to Latest Package Versions:最新バージョンに更新

最後に

使用したいパッケージがSwift Package Managerにあるのであれば、
他のツールを使用するようりSwift Package Managerの方が良いかと思います。

地味にCocoa Podsとかインストールめんどいんですよね。。

以上

3
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?