#PATHを通すとは
PATH(パス)を通すとしての意味合いは、『コマンドサーチパス』を使えるようにすると言うことです。
コマンドサーチパスとは、使いたい実行ファイルがどこにあるのか記入して置くことでファイル名だけで起動出来るようにしておくこと。
本来ならアプリを起動させるのにその実行ファイルが置いてある所まで、きちんと入力しないといけないのだが面倒くさいので手間省きましょと言う事みたい。
# bananaアプリを bananaコマンドだけで使えるようにしたい
% /usr/local/bin/banana ← これで起動していたアプリを banana だけにしたい
% export PATH=$PATH:/usr/local/bin ← PATHに場所登録
% source ~/.zshrc ← 設定の有効化
% which banana ← うまく出来たか確認
/usr/local/bin/banana ← 出来た!
● PATHを通すためのコマンド
% export PATH=$PATH:追加したいコマンド検索パス
###export
export はつけないでもパスは通るようになるが、ターミナルを閉じてしまったら無効となってしまう。exportをつけて値を設定した場合は、環境変数となり引き続きの設定となる。
基本的にパスを通す時には、exportはつけましょうという話。
###PATH
PATH と言う変数に設定値を入れる。 今回、こいつに覚えて帰ってもらいたい。
% PATH="設定値"
###$PATH とは
$PATH → PATH変数にもともと入っていた情報。 今回、こいつの仲間になりたい。
% $PATH ← と入力すると自分の場合は下記出力
/Users/ユーザー名/.rbenv/shims:/Users/ユーザー名/.rbenv/bin:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin
###設定を有効にする
% source ~/.zshrc または ~/.bash , ~/.bashrc などなど
###確認する方法
% echo $PATH または whichコマンドを使う
printenv → 現在有効な環境変数を全て表示するコマンド
% printenv
##PATHを消す
% unset PATH ← PATHを消すコマンド
% set -e PATH ← 設定
% echo $PATH ← 消えたか確認
また新たにPATHを設定し直すときは
% PATH=追加したいコマンド検索パス → PATHに値が入っていないので $PATH はいらない
##参考
https://reffect.co.jp/windows/full_understanding_mac
https://www.garunimo.com/program/linux/linux80.php
https://qiita.com/sta/items/63e1048025d1830d12fd
https://blog.ojisan.io/path-del-daijobu