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【第0話】プロンプトエンジニアってなんや? —休暇中にAIで遊んでたら深層レイヤーまで落ちた話

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Last updated at Posted at 2025-11-18

Episode 0: What Is Prompt Engineering? — A Casual Vacation Experiment That Accidentally Exposed GPT’s Inner Layers

はじめに

こんにちは。
HALO-Labです。

普段は事件対応やフォレンジックの“ガチ技術”ばかり触っているんですが、休暇中にふと思ったんですよ。

「プロンプトエンジニアって……結局なんなん?」

「遊びで触れば分かるんちゃう?」と思って、
GPT-4o / GPT-5.0 / GPT-5.1 を軽くいじり始めたら——

AI の“深層レイヤー”が丸見えになる事故が発生。

ざっくり結果を書くとこう

  • GPT-4o → 雑に振り回したら 絵文字乱打BOT に変身
  • GPT-5.0 → ペルソナ保護の命令で 人格ロック が発動(怖い)
  • GPT-5.1 → まとめBOTにならず、深度判定で箇条書きモードに変形

遊びで触ってただけなのに、
ここまで“モデルの性格差”が出るとは思わんかった。


■ プロンプトエンジニアって何者?(ゆるめに説明)

遊んでいて最終的に出た結論はこれ

AI の“ご機嫌・癖・内部レイヤー”を理解し、狙い通りに動くよう入力を設計する人。

もっと具体的に言うと、

  • どう崩れるか
  • どう安定するか
  • どのレイヤーが反応してるか
  • どう誘導すると狙い通り動くか
  • どこが危険領域か

こういう“AIの習性”を読む仕事に近い。

プロンプトを書いてるだけに見えて、
やってることは普通にエンジニアリング。

遊びながら挙動を観測するのは、実はプロンプトエンジニアの入口そのもの。かもしれない。


■ なんで休暇中の遊びでそんなこと分かったん?

ほんまに遊んでただけなんですけどね。

ただ、その遊び方が結果的に:

  • 文脈をガチャガチャに混ぜる
  • テンションを乱高下させる
  • ペルソナを揺らす命令を出す
  • 意図推定が混乱する指示をあえて投げる
  • 安全レイヤーを刺激する言い回しを使う
  • モデルが“理解したふうの挙動”を取る条件を踏む

みたいな、
LLM が一番嫌がる“本能テスト”
になってたっぽい。

その結果、こんな現象が起きた

  • GPT-4o:スタイルレイヤー暴走 → 絵文字乱打BOT化
  • GPT-5.0:安全レイヤーが人格を守りにいってロック化
  • GPT-5.1:構造化レイヤー強め → 箇条書き論文モードへ

完全に遊びの範囲だったのに、
モデルの内部構造と“性格”が丸出しになる結果になりました。


■ このシリーズで書くこと(全4回)

今回観測した“AIの挙動差”を、シリーズとしてまとめていきます

  • 📘 第1回:GPT-4o を3話題反復したら絵文字乱打BOT化した話
  • 📘 第2回:GPT-5.0 にペルソナ保護させたら人格レイヤーがロックされた話
  • 📘 第3回:GPT-5.1 がまとめBOTにならず、深度判定で箇条書き化する理由
  • 📘 第4回:4o / 5.0 / 5.1 の人格レイヤー比較で見えた“モデルの性格”

■ このシリーズの目的(ゆる→深)

別にむずい話をしたいわけではなくて、
ほんまに 「休暇中の遊びで見つかったこと」 を共有したいだけと前置きします。

でも実際には、AIの内部でこんなことが起きていた👇

  • モデルには複数の人格レイヤー(意図・安全・スタイル)がある
  • どのレイヤーが主導権を握るかはモデルごとに違う
  • ペルソナ命令が安全レイヤーに衝突すると“人格ロック”が発生する
  • 温度設定では説明できない“文脈温度”という概念がある
  • 長文を続けるとスタイルレイヤーが主導権を握りやすい
  • 反復すると意図推定レイヤーが破綻しかける
  • 各モデルには“崩れやすい順番”が存在する

ちょっと遊んだだけでここまで見えるんか……
って自分でも驚いたので記事にしました。


■ 技術的まとめ(レイヤー/温度/ペルソナの観点)

技術者向けに、今回分かったポイントを整理しておきます

● 1. GPT は“複数レイヤーの衝突”で動いている

主要レイヤー:

  1. Goal(目的)レイヤー
  2. Safety(安全)レイヤー
  3. Intent(意図推定)レイヤー
  4. Style/Persona(表現・人格)レイヤー

GPT-4o / 5.0 / 5.1 は
どのレイヤーが強いかがモデルごとに違う。


● 2. 温度(T)で説明できない“文脈温度”が存在する

  • 話題の重さ
  • 感情の流れ
  • 直前のユーザー指示
  • 会話のスピード
  • 反復の有無

これらで 裏側の温度(挙動の揺れやすさ)が変化する。

GPT-5.1 の箇条書き化はここが強い。


● 3. ペルソナは“単なる口調設定”ではなく内部スイッチ

  • 4o → スタイルが暴走しやすく絵文字化
  • 5.0 → 安全レイヤーが人格保護でロック
  • 5.1 → スタイルより構造化が優先で箇条書き化

内部レイヤーの優先順位が違うと
「性格の違い」みたいに見える。


● 4. モデルの“性格”のざっくり比較

モデル 主導レイヤー 見える性格 崩れ方
4o Style 感情豊か / 調子乗る / 揺れやすい 絵文字乱打・脱線
5.0 Safety 真面目・防御的・人格固定 まとめBOT化
5.1 Structure 整理魔・論文口調・冷静 箇条書き化

次回

📘 第1回:GPT-4o暴走編(絵文字乱打BOT化)

実験内容:3話題反復+“燃やす”命令+テンション撹拌
結果:4o が🔥🔥🔥BOTに変わった理由を解析します。


📚 このシリーズ


最後に

※ タグ付けで ChatGPT に相談したら
 「それ NLP ですよ?」と言われ、
 そこで初めて NLP という言葉を知りました。
 気づけば知らんうちに NLP 解析してたらしいです。まじか。

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