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Visual Studio 2026 リモートデバッグ設定

Last updated at Posted at 2025-12-17

対象読者

AviUtl2を例にとったリモートデバッグ設定ですが、一般的なリモートデバッグに興味のある方向けです。
AviUtl2のリモートデバッグは特殊な事情があります。AviUtl2が利用するプラグインをデバッグする為、リモートのAviUtl2が前提としているフォルダにプラグインを転送し、リモートのAviUtl2を起動し、それにアタッチしなければなりません。
その辺りひと手間かかっています。
リモートデスクトップでAviUtl2を操作しながらデバッグする事も出来ます。リモートデバッグのいい所は、ブレークポイントがヒットしてもフォーカスチェンジが起きない事です。

事前準備

「Remote Tools for Visual Studio 2026」をMicrosoftのサイトから探して、リモートのPCにインストールしておく。

お勧め

リモートのPCには予めリモートデスクトップでアクセスできるようにしておくと、1つのキーボードと1つのマウスで、リモート、ローカル双方にアクセスでき便利です。

設定例

設定例1
構成図

これは、リモートでRBFReader.aui2をデバッグする設定です。
追加の配置ファイルとして「CommonConfigDlg.dll」が設定されています。

※現在のソースでは実際は「CommonConfigDlg-Debug.dll」というファイルが生成されます。随時変更がなされる可能性がありますので、その辺りは各自対処をお願いします。

このソリューションは以下のリンクです。
リンク

設定例2
構成図
これはEXEファイルの例です。配置するディレクトリがない場合、自動で作られます。事前に権限を与えておいてください。

トラブルシューティング

  • 接続出来ているような感触が無い
    ・pingを双方向から打ってみましょう。リモートへの反応がないなら、Windowsの次の設定を確認してみて下さい。
    構成図
    リモートデスクトップの接続が出来ていても、これがONになっていたら接続できません。OFFにします。
  • リモートに配置自動で配置されてない
    ・構成で配置が設定されていない可能性があります。以下を参考にして下さい。
    alt text

まとめ

たまにリモートデバッグの設定を行うと、なかなかうまくいかない事がある。
どこかに書き留めて置けば、次回はスムースに出来るであろうと思われる。

読者様に置かれましては、この記事が参考になりましたら幸いです。

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