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GASの新しいエディタでS3ライブラリを使用する方法

Last updated at Posted at 2021-04-30

ついこの前、久しぶりにGASを触ってみたのだが、GASに新しいエディタが登場していた。
そこで、S3ライブラリの使用方法が変更されていたので載せておこうと思う。

TL;DR

  • GASでS3ライブラリを使用するとき、スクリプトIDが変わったよ
  • 新しいエディタで使用できるスクリプトID:1Qx-smYQLJ2B6ae7Pncbf_8QdFaNm0f-br4pbDg0DXsJ9mZJPdFcIEkw_

S3ライブラリの追加方法

スプレッドシートからGASで値を取得し、S3にアップロードしたりする場合、以前のエディタではスクリプトIDを貼り付けていた。

以前のS3ライブラリのスクリプトID:MB4837UymyETXyn8cv3fNXZc9ncYTrHL9
GASのS3ライブラリについて:Amazon S3 API Binding for Google Apps Script

だが、新しいエディタでは左側のメニューにライブラリ追加欄ができている。
スクリーンショット 2021-04-30 21.48.37.png

「ライブラリ +」の+をクリックすると、ライブラリの追加画面が表示される。
ここにスクリプトIDを入力し検索をかけることで、該当するライブラリを使用することができる。
スクリーンショット 2021-04-30 21.49.18.png

ここで困ったのが、以前まで使用していたS3ライブラリのスクリプトIDが検索に引っかからないことだ。
スクリーンショット 2021-04-30 21.55.26.png

一度、以前のエディタでS3ライブラリを追加してみる。
スクリーンショット 2021-04-30 21.57.14.png

正常に追加することができた。
新しいエディタに再び切り替えても、S3ライブラリは正常に追加されている。
スクリーンショット 2021-04-30 21.58.18.png

そこで、GASの設定ファイルであるappsscript.jsonファイルを見てみる。
新しいエディタでのappscript.jsonの表示方法:Google Apps Scriptの開発画面が新しくなりました officeの杜

ライブラリIDなるものが追加されていた。

appsscript.json
{
  "timeZone": "Asia/Tokyo",
  "dependencies": {
    "libraries": [{
      "userSymbol": "S3",
      "libraryId": "1Qx-smYQLJ2B6ae7Pncbf_8QdFaNm0f-br4pbDg0DXsJ9mZJPdFcIEkw_",
      "version": "4"
    }]
  },
  "exceptionLogging": "STACKDRIVER",
  "runtimeVersion": "V8"
}

このライブラリIDを、新しいエディタのライブラリ検索欄に入力してみた。
スクリーンショット 2021-04-30 22.04.25.png

S3ライブラリにヒット!
やったね!
スクリーンショット 2021-04-30 22.03.47.png

まとめ

久しぶりにGASを使ってみたらエディタが一新されていて見やすくなっていた。
ただ、今回みたいにスクリプトIDが変わっていたり、以前と同様に使えるというわけではなさそう。

GASはスプレッドシート以外にも使用でき、色々効率化できるので、これからも積極的に利用していきたい。

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