ついこの前、久しぶりにGASを触ってみたのだが、GASに新しいエディタが登場していた。
そこで、S3ライブラリの使用方法が変更されていたので載せておこうと思う。
TL;DR
- GASでS3ライブラリを使用するとき、スクリプトIDが変わったよ
- 新しいエディタで使用できるスクリプトID:
1Qx-smYQLJ2B6ae7Pncbf_8QdFaNm0f-br4pbDg0DXsJ9mZJPdFcIEkw_
S3ライブラリの追加方法
スプレッドシートからGASで値を取得し、S3にアップロードしたりする場合、以前のエディタではスクリプトID
を貼り付けていた。
以前のS3ライブラリのスクリプトID:MB4837UymyETXyn8cv3fNXZc9ncYTrHL9
GASのS3ライブラリについて:Amazon S3 API Binding for Google Apps Script
だが、新しいエディタでは左側のメニューにライブラリ追加欄ができている。
「ライブラリ +」の+をクリックすると、ライブラリの追加画面が表示される。
ここにスクリプトIDを入力し検索をかけることで、該当するライブラリを使用することができる。
ここで困ったのが、以前まで使用していたS3ライブラリのスクリプトIDが検索に引っかからないことだ。
正常に追加することができた。
新しいエディタに再び切り替えても、S3ライブラリは正常に追加されている。
そこで、GASの設定ファイルであるappsscript.json
ファイルを見てみる。
新しいエディタでのappscript.jsonの表示方法:Google Apps Scriptの開発画面が新しくなりました officeの杜
ライブラリIDなるものが追加されていた。
{
"timeZone": "Asia/Tokyo",
"dependencies": {
"libraries": [{
"userSymbol": "S3",
"libraryId": "1Qx-smYQLJ2B6ae7Pncbf_8QdFaNm0f-br4pbDg0DXsJ9mZJPdFcIEkw_",
"version": "4"
}]
},
"exceptionLogging": "STACKDRIVER",
"runtimeVersion": "V8"
}
このライブラリIDを、新しいエディタのライブラリ検索欄に入力してみた。
まとめ
久しぶりにGASを使ってみたらエディタが一新されていて見やすくなっていた。
ただ、今回みたいにスクリプトIDが変わっていたり、以前と同様に使えるというわけではなさそう。
GASはスプレッドシート以外にも使用でき、色々効率化できるので、これからも積極的に利用していきたい。