はじめに
PrimeHub Enterpriseは会社InfuseAIの企業向けMLOpsについて機能を提供しているプラットフォームと、Kubernetesに基づいてクラウドまたはオンプレミスのクラスタコンピューティングを提供します(Single-Node/Multi-Node)。
特長はデータサイエンティストチーム向けの様々な管理機能とコラボレーション機能を持っています。
今回はPrimeHub Enterpriseを紹介します。
本文記載時点はPrimeHub Enterprise v3.10 (2021/12/9)を参考にしています。
特長
速い
- ワンクリックNotebook環境作成
様々なコラボレーションができるデータストア
- User Volume (個人私有;Notebook内)
- Dataset Volume (データセット個別専用;Notebook内)
- Shared Volume (グループ共有;Notebook内)
- Shared Files a.k.a PHFS (グループ共有;Notebook内外)
様々なリソースQuota制限
- User Quota (ユーザー計算リソース割当制御)
- Group Quota (グループ共有計算割当制御)
- Group Maximum Deployment (グループ共有デプロイ数制御)
拡充機能
- 拡充機能ですぐ他のツールを取り付けることが出来ます。
ユーザー機能
ユーザーポータル (Home)
選択したグループに基づく
選んだグループのみ表示されます
- グループ切替 1️⃣
- 外部ドキュメントリンク (User Guide) 2️⃣
- 機能クイックリンク (Quickstart) 3️⃣
- ユーザー計算リソース割当 (User Limits) 4️⃣
- グループ計算リソース状態と割当 (Group Resource) 5️⃣
- 機能メニュー 6️⃣
機能紹介
ワンクリックNotebook環境 (Notebooks)
グループ計算割当の制限下、Notebookのリソースとイメージ環境を選べます。
Jobs
Jobを作成したり、監視したり、管理する。
Models (Beta)
MLflowを繋がってモデルをデプロイとトラッキングする。
Deployments
モデルをデプロイし、デプロイを管理する。
グループ内のファイル共有 (Shared Files)
グループメンバーに速くファイル共有が可能です。
データセット共有 (Datasets)
簡単なツール拡充機能(Apps Beta)
拡充機能ですぐ他のツールを取り付けることが出来ます。
グループ内のイメージ作成と管理 (Images)
-
DockerHubや他のregistryからイメージの登録管理をします。
-
ベースイメージからカスタマイズイメージも作ることが出来ます。
プラットフォーム管理者機能
User PortalからAdmin Portalへ
アクセス制御
ユーザー管理 (Users Management)
グループ管理 (Groups Management)
- グループ共有デプロイ数制御 1️⃣
- グループ内の共有ストレージ (Shared Volume) 2️⃣️
- ユーザー計算リソース割当制御 (User Quota) 3️⃣
- グループ共有計算割当制御 (Group Quota) 4️⃣
- メンバー管理 5️⃣
イメージ環境管理 (Images Management)
プラットフォーム内すべてのイメージ登録管理とアクセス制御をします。
データセット管理 (Datasets Management)
プラットフォーム内すべてのデータセットのアップロードとアクセス制御をします。
計算リソース配置管理 (Instance Types Management)
プラットフォーム内すべての計算リソース配置のプリセット管理とアクセス制御をします。
リソース使用レポート(Usage Report)
毎月リソース使用統計レポートをダウンロードする
InfuseAIについて
InfuseAIは2018年に台湾を拠点とする企業向けMLOpsソリューションを提供しているベンチャー企業です。海外にも展開予定です。