23
23

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

爆速でアプリ開発! 他社に負けないスピード開発の秘訣

Last updated at Posted at 2025-03-17

こんにちは。2025年3月15日、16日の2日間で、次世代ハッカソン「GIFTech2025春」を開催いたしました!

1日目は、基調講演やMVP設計ワークショップなどの講義を中心に実施。2日目は、エンジニア&デザイナーのチームに分かれ、エンターテイナーとの対面ヒアリングやディスカッションを行い、MVPの方向性について、各チーム活発に議論が進みました。昨日の2日間の様子は、追って公開させていただきます!

IMG_8432.jpg

本記事では、2024年に開催した「GIFTech Academy」についてご紹介します。
複数名の企業に登壇いただき、デリバリーアプリ 「menu」 の開発責任者の方に、超短期間でアプリを開発する際の考え方について講義いただきました🐥

■GIFTech Academyとは?

GIFTechプロジェクトの一環として、「N1(1人)を満足させるMVP(Minimum Viable Product)」の開発に焦点を当てた「学び」に特化したコンテンツを提供。
実際にMVPの開発に携わったエンジニアやプロダクトオーナーからの講義を開催するほか、またMVPの作り方やデザイナーとの共同作業方法、ユーザーインタビューの手法などの実践的なノウハウ共有も行いました。

その講義の内容を元に、スピード開発を成功させるための5つのポイント を紹介します!

↓ 講義動画はこちらからご覧いただけます。

1.ユーザー体験を重視

機能を追加することが目的ではなく、ユーザーが実際にどう行動し、どんな感情を持つのか が最も重要です。開発スピードを意識するなら、完璧な機能を作るよりも、ユーザーに価値を提供できる最低限の機能を優先しましょう。

具体例:menu開発時のアプローチ

「menu」プロダクトリリース段階の開発では、多機能化を目指すのではなく、最も重要な「注文ができる仕組み」 にフォーカス。余計な機能を削ぎ落とし、ユーザーがすぐに使える形で提供しました。

2.必要な機能だけに絞る勇気

プロダクトを早く市場に届けるためには、不要な機能を思い切って削る決断が求められます。
「これは本当に今必要か?」を常に自問し、最小限の機能でリリースすることがスピード開発のカギです。

ポイント

・MVP(Minimum Viable Product)の概念を意識する
・機能追加は、ユーザーの反応を見てからでも遅くない

3.失敗を恐れずに挑戦することの重要性

開発スピードを上げるには、「失敗しないこと」よりも「リカバリーできること」を重視することが大切です。

予測できない問題は必ず発生します。しかし、素早く修正・改善できる体制 を整えておけば、トラブルが起きても迅速に対応できます。

具体例:menuの開発現場

menuの開発チームは、「完全に問題のないコードを出す」よりも「まず動くものを出して改善する」** ことを重視。結果として、短期間でのリリースを実現しました。

4.素早いフィードバックと改善

プロダクトは一度作ったら終わりではありません。リリース後にユーザーの反応を見ながら素早く改善することが重要 です。

具体的なアクション

・ベータ版を早期リリースし、ユーザーの声を収集
・定期的にデータを分析し、改善サイクルを回す
・エンジニアだけでなく、ユーザーサポートチームとも密に連携する

5.ユーザーのニーズに焦点を当てる

最も大切なのは、「どんな機能を作るか」ではなく「ユーザーの課題を解決できているか」。
「この機能をつけたら便利そう」ではなく、本当にユーザーにとって価値のある機能なのか? を考えることが、無駄のない開発につながります。

具体例

menuでは、開発前に ユーザーの行動データを徹底分析し、最も必要な機能を見極めました。その結果、リリース後のユーザー満足度も高くなりました。

まとめ

スピード開発を成功させるには、ユーザー体験を重視し、必要な機能だけに絞る。失敗を恐れずに挑戦する。ユーザーからのフィードバックを活かし、素早く改善を進める・・といった姿勢が大事だと、「GIFTech Academy」に参加した若手エンジニアに向けて語っていただきました。ぜひ講義動画もご覧ください:star2:

23
23
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
23
23

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?