はじめに
こんにちは!GIFTechのエンジニアの佐藤です!
2025年9月8日に開催されたLTイベント「QiitaBash」に、私たちGIFTechがサポーターとなって弊社会場にて開催されました!🎉
私自身もサポーターLT枠で登壇させてもらい、過去最高人数の前で話すという貴重な経験をさせていただきました。イベントの熱気、そこでの学び、そしてエンジニアとしての成長を、この場を借りてシェアしたいと思います!
この記事が、
- QiitaBashに参加された方の振り返り
- イベントに興味があるけど、どんな雰囲気か知りたい方
- 「AIエージェント」って最近聞くけど、何がすごいの?と思っている方
- アウトプットしたいけど、一歩踏み出せないエンジニア仲間
の、誰かの背中をそっと押せるような、そんな記事になれば嬉しいです。
AI時代の相棒は、キミに決めた! 〜キミはどのAIエージェントにする?〜
今回のQiitaBashのテーマは
「AI時代の相棒は、キミに決めた! 〜キミはどのAIエージェントにする?〜」
生成AIが開発現場に浸透し、コードを書く体験そのものが変わり始めた今。 あなたは、“開発の相棒”に誰を選びましたか?
Cursor、Gemini CLI、Claude Code、Kiro、Copilot、etc…… 様々なAIエージェントを選べる時代だからこそ、相棒に選んでいる「理由」があるはず。
そのため、今回のQiita Bashでは、AIエージェントをテーマにしたLTイベントを開催します! あなたの相棒の活用方法や、選んだきっかけ、現場での工夫、そして「なぜそれを選んだのか?」を語り合いましょう!
という内容でした。
なんと参加者枠は過去最大となる549名の方に登録されました!
会場はエンジニアたちの「学びたい」「共有したい」というポジティブなエネルギーで満ち溢れていました。オンライン配信も含めると本当に多くの方が参加されており、登壇者としても、一参加者としても、貴重な経験ができました!
職人の相棒を開発中!? 伝統工芸×AIエージェントの開発現場の相棒
さて、私もLTで5分間、お時間をいただいて登壇しました!
テーマは、「職人の相棒を開発中!?伝統工芸×AIエージェントの開発現場の相棒」 です。
私が開発責任者を務めるプロジェクト「GIFTech JAPAN NEXT CRAFT」
これは、日本の伝統工芸という美しい文化と、AIエージェントという最先端技術を組み合わせ、「日本の職人の作品を、本当に求めている世界中の人々へ届ける」ことを目指す、全く新しいゼロイチ開発プロジェクトです。
3つの大きな壁と、最高の「相棒」
この挑戦的なプロジェクトには、3つの大きな壁が立ちはだかっていました。
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時間の壁
開発期間は約3ヶ月。外部のエンジニアは本業の合間に参加するため、実質的な時間はさらに限られます。 -
連携の壁
メンバー間のコミュニケーションは非同期がメイン。密な連携が難しい状況でした。 -
データの壁
世界の需要がターゲットなのに、参考にできるオープンデータがほとんどない。自分たちで街頭インタビューをするなど、泥臭く一次データを集めるしかありませんでした。
皆さんの開発現場にも、似たような壁はありませんか?
この絶望的とも思える状況を乗り越えるため、私たちが選んだ「相棒」、それがAIエージェントによるAI駆動開発でした。
私たちは開発スタートの7/1の時点で最も扱いやすかったClaude Codeをメイン実装の相棒に選びました。
しかし、相棒は一人じゃありません。
デザイナーはStitchを相談相手に、プロジェクトの整理はCursorやGeminiにも助けてもらう。
そして先週、メイン実装の相棒をClaude CodeからCodexに切り替えました。これは、特定の処理において、より精度の高いコードを生成してくれるようになったためです。実際にバグの追求やFigmaの実装など、一発で解決してくれる確率が高くなっている気がします。
目まぐるしく進化する技術に対応するには、常にアンテナを張り、最適な「相棒」を選び続ける力が求められると実感しています。
このプロジェクトのリアルな進捗は、GIFCatのX(@GifTech_ch)で日々発信していますし、技術的な挑戦の詳細はQiitaにテックブログとしてまとめています。ぜひ、ご覧ください!
懇親会では「伝統工芸とAIって面白すぎる!」「AIエージェント、気になってました!」と多くの方に声をかけていただき、ディープな議論ができたのは最高の体験でした!💡
また、menuでオーダーしたご飯達は大好評でした🤩
menuの方とも相談してフードを選定させていただきましたっ🍚
過去最高の舞台で得た、エンジニアとしての成長
今回のイベント参加は、私にとって間違いなく大きな成長の機会となりました。特に感じたのは以下の3つです。
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「伝える」ことの奥深さ
過去最高のオーディエンスの前で話す経験は、想像以上のプレッシャーでした。しかし、どうすれば限られた時間で技術の面白さを、背景知識が異なる多くの人に伝えられるか?を徹底的に考えることで、資料構成や言葉選びの解像度が格段に上がった気がします。 -
フィードバックという名の燃料
懇親会での何気ない会話が、自分では気づけなかった視点やアイデアをくれました。「こういう使い方はできない?」「あの部分の実装、どうなってるの?」といった質問の一つひとつが、プロジェクトを前に進めるための大切な燃料になります。 -
アウトプットが次のインプットを連れてくる
これが一番の学びかもしれません。勇気を出してアウトプットすることで、新しい知識や人との繋がりが生まれ、それが次のインプットとなって自分に還ってくる。この素晴らしい好循環を、身をもって体験することができました。
アウトプットを継続すること
QiitaBashは、登壇者、参加者、運営スタッフ、サポーター、全員の「技術が好きだ!」という想いで作られた、本当に暖かく学びのある空間でした。このような素晴らしい場を提供してくださったQiitaの皆様、そして参加者の皆様に心から感謝します。
今回の経験で得た一番の財産は、「アウトプットは楽しい!そして何より、自分を成長させてくれる!」という確信です。
これからも、日々の学びや開発で得た知見をどんどんアウトプットしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が、誰かの新しい一歩に繋がりますように。
当日のイベントはYouTubeにてアーカイブ配信されていますのでぜひチェックしてください✨