Node.js環境を年に2回程度使うのですが、使い方を毎回忘れているので備忘録として残しておきます。
環境
種類 | システムなど | 備考 |
---|---|---|
OS | Ubuntu18.04.01LTS | Windowsから仮想で動かしています |
Node.jsバージョン管理 | nvm | もっといいのもありそうですが、たまにしか使わないので変えるのが面倒で調べていない |
Node.jsパッケージ管理 | npm | なんとなくnpm使っています |
Update方法
nvm
最初はnvmのバージョンチェックします
nvm --version
GitHubの「Installing and Updating」にあるコマンドでnvmをアップデートします。最新のバージョン(*"v0.35.3"*の部分)に注意してください。
※Mac M1で試したときも同じでした。
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.35.3/install.sh | bash
Node.js
nvm ls
で現在インストールされているNode.jsのバージョンを確認します。
以下の例ではv8.10.0とv12.16.1がインストールされており、現在はv12.16.1を使っていることがわかります。そして、最新のltsとしてv12.16.2があることがわかります。
$ nvm ls
v8.10.0
-> v12.16.1
default -> lts/* (-> N/A)
node -> stable (-> v12.16.1) (default)
stable -> 12.16 (-> v12.16.1) (default)
iojs -> N/A (default)
unstable -> N/A (default)
lts/* -> lts/erbium (-> N/A)
lts/argon -> v4.9.1 (-> N/A)
lts/boron -> v6.17.1 (-> N/A)
lts/carbon -> v8.17.0 (-> N/A)
lts/dubnium -> v10.20.0 (-> N/A)
lts/erbium -> v12.16.2 (-> N/A)
nvm ls-remote
でリモートに登録されているNode.jsのバージョンの一覧を出力します。長いので途中省略。
$ nvm ls-remote
省略
v12.16.0 (LTS: Erbium)
-> v12.16.1 (LTS: Erbium)
v12.16.2 (Latest LTS: Erbium)
v13.0.0
v13.0.1
v13.1.0
v13.2.0
v13.3.0
v13.4.0
v13.5.0
v13.6.0
v13.7.0
v13.8.0
v13.9.0
v13.10.0
v13.10.1
v13.11.0
v13.12.0
v13.13.0
最新のLTSであるv12.16.2をインストールします。
nvm install v12.16.2
Downloading and installing node v12.16.2...
Downloading https://nodejs.org/dist/v12.16.2/node-v12.16.2-linux-x64.tar.xz...
#=#=- # #
####################################################### 100.0%
Computing checksum with sha256sum
Checksums matched!
Now using node v12.16.2 (npm v6.14.4)
古いv12.16.1は使わないのでアンインストールします。
$ nvm uninstall v12.16.1
Uninstalled node v12.16.1
もう一度nvm ls
で確認します。v12.16.1が消え、v12.16.2となっていることがわかります。
$ nvm ls
v8.10.0
-> v12.16.2
default -> lts/* (-> v12.16.2)
node -> stable (-> v12.16.2) (default)
stable -> 12.16 (-> v12.16.2) (default)
iojs -> N/A (default)
unstable -> N/A (default)
lts/* -> lts/erbium (-> v12.16.2)
lts/argon -> v4.9.1 (-> N/A)
lts/boron -> v6.17.1 (-> N/A)
lts/carbon -> v8.17.0 (-> N/A)
lts/dubnium -> v10.20.0 (-> N/A)
lts/erbium -> v12.16.2
defaultを変える場合は以下のコマンドです。
$ nvm alias default v*.*.*
default -> v18.12.1
npm
npmを最新にアップデートします。
nvm install-latest-npm
試しにパッケージをグローバルにインストールします(-g
オプションがグローバル)。
npm install -g @sap-cloud-sdk/cli
npm ls -g
でインストール済みパッケージの一覧を見ます。ツリー形式で見れるのですが、多くて見にくいです。
npm ls
--depth=0
オプションをつけると依存パッケージが出力されないので見やすいです。
npm ls --depth=0
npm outdated
を使うことでアップデート可能なパッケージを見ることができます。グローバルに対してだとこう。
npm outdated -g
おまけ
nvm のアップデート
なぜかupdateはscriptでできなかったのでマニュアルで実行しています。
GitHubに記載の「Manual Upgrade」に従いました。
(
cd "$NVM_DIR"
git fetch --tags origin
git checkout `git describe --abbrev=0 --tags --match "v[0-9]*" $(git rev-list --tags --max-count=1)`
) && \. "$NVM_DIR/nvm.sh"
使用するNodeのバージョン変更
以下のコマンドで使用するNodeのバージョンを変更できます。
nvm use <version>