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第3回:【幕間】ディープインパクトに脳をやられた日

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競馬が好きになったきっかけは、もうハッキリしています。
あれは2005年の春、東京競馬場。
父に「一度生で見てみるといいぞ」と言われて当時小学生、連れて行ってもらったのが、日本ダービーでした。
馬の名前も、ルールも、何も知らない。だけど、その日は特別だった。

本当に、今でもあの光景が脳に焼き付いています。


🐎馬の走りが“速い”じゃなく“違う”と感じた

とにかく、ディープインパクトの走りは“異常”でした。
直線での伸び方が、他の馬と違う。
「え? あの馬だけ早すぎない?」と、まだ小学生だった私でも思うくらい。

競馬場全体が歓声というより“驚き”に近い空気があって。
父が隣で「これがディープの強さだよ」と言っていたのを覚えてます。

あの瞬間から、「競馬ってただ速さを競うものじゃないんだ」と思うようになりました。
馬に“個性”がある。勝ち方に“美学”がある。そして、それを読み解く面白さがある。

そしてディープインパクトは可愛いですからね。


🧠あの日から“読む競馬”にハマった

馬の名前を覚えたのはディープが最初ですが、それ以降はどんどん興味が広がりました。

  • 父が持っていた競馬新聞を見て、「△」「◎」ってなんだ?と気になり
  • オッズや騎手、調教内容を見るようになり
  • 「自分でも予想できるんじゃないか?」という思考に小学生ながら考え、

気づけば、レースを見る前に「どの馬がどう走るのか」想像するようになっていました。
この時点ではもちろんAIもなければ、データ処理もやっていません。でも、“頭の中で条件を組み立てる”癖はこの頃から始まっていたんだと思います。


🎯勝ち負けより“納得できる読み”が好きだった

結果的に馬券を当てられるかどうかよりも、「この読み方は合ってたか」がずっと大事でした。
だから、負けても展開通りだったら満足できる。逆に、勝てても“なんで勝てたかわからない”馬券には引っかかりが残る。

この感覚が、今の「予想できないときは買わない」「ロジックに納得できたときだけ賭ける」というスタイルにつながっていると思っています。

AIを作るときも、「納得できるロジックで出された買い目じゃないと、手が出せない」と感じるようになったのは、たぶんこの原体験が根っこにあります。


🧠次回:第4回「予想は脳が楽しい:展開を読むという快感」

次回は、私が競馬のどんな部分に魅力を感じているか――とくに“展開読み”の楽しさについて掘り下げます。
「逃げ候補が少ない」「内枠に先行馬が揃った」「ペースが乱れそう」など、自分の頭でレースを組み立てていく過程こそが、予想の醍醐味。

この“脳で楽しむ競馬”こそ、AI予想との違いを生み出している部分でもあります。
では、次回も楽しく書き進めますね📘🧠🐎

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