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第2回:勝てるときしかやらない

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私の競馬は、ただ馬券を買うだけの“消費型の趣味”ではありません。
週末にレースを見ながら、展開を読んで、買うかどうかを判断する。
むしろ、「買うべきレースかどうかを考える」時間のほうが好きだったりします。

だから、手を出さないレースはとことん出しません。
見送るのも、立派な予想。
買い続けるより、見送った先に「納得」が残る方が、長く競馬を楽しめる気がしています。


🎯私のルール:シンプルだけど、ぶれない

  • 予算は月1万円以内
    週末の競馬は、だいたい友人と共有してるので「今週はここで勝負しようか」と相談してから買うことが多いです。限られた予算だからこそ、変に手広くならないし、狙いが絞れる。

  • 回収率はトータルで170%台
    的中率より大事なのは、最終的な「勝ち」。外れる週があっても、取り返せる構成ならOK。逆に言えば、予想は勝てる時に集中して組み立てます。

  • “やらない”レースが多い
    人気が割れてる、展開読めない、ペースが不明瞭、そもそも荒れそう。そんなレースには一切手を出しません。見るだけです。これはAIにも同じ判断ロジックを入れています。


🧠予想するときの“脳の癖”

私の予想は、理屈と直感の間を探るような組み立て方をします。
例えば:

  • 「逃げ候補がいない」→ペースが緩む→差し不利と読む
  • 過去走のラップにテン32秒台の馬がいると、「ハナ行けないかも」と警戒
  • 馬場状態とコーナー4つの競馬で、「外枠=不利」になるケースは即消し

これらの条件は、頭の中では感覚で整理していますが、いざAIに落とし込もうと思うと、全部数値化・条件分岐してあげる必要があるんですよね。
だから、今回のAIには「買いたくなる罠」に対するフィルターを多めに仕込んでいます。
“やらないという選択”をアルゴリズムに教え込むのが意外と大事だったりします。


👥競馬は個人戦だけど、私の場合は“チーム戦”でもある

競馬は孤独に楽しめるけれど、私の場合は毎週、仲のいい友人とLINEで予想をシェアしています。
「今週は福島が怪しい」「雨で中京の差し決まりそう」「この厩舎のコメント、強気すぎるの逆に怖い」みたいな軽い雑談から入って、自然と「じゃあこのレースはパス」「こっちのワイド1点で良くない?」という流れになる。

そして週末には結果共有。的中してても、外れてても、「この読みは合ってたよね」と言い合える関係。
だからこそ、AIを作るときも“自分ひとりの予想”じゃなく、「使える道具としての予想AI」にしたいと思ってます。
実際、開発中の予想画面は友人にも触ってもらっていて、「この出し方は納得できる」「この馬は絶対違う」とフィードバックをもらってる状況です。


💬予想しない勇気が、AI設計のヒントになった

いま振り返ると、私の競馬スタイルって「やる/やらないの境界」がはっきりしている。
だからこそ、AIの初期ロジックも“参加基準の判定”から始めました。

  • オッズが荒れ気味 → 不安定 →除外
  • ペースが読めない →展開不確定 →除外
  • 馬場傾向が逆走してる →傾向判断不能 →除外

この判定で残ったレースだけを対象として、「買うかどうか」を考える。
そしてその予想ロジックの精度が、私のスタイルに一番近づいてくれる部分でもあると思っています。


次回:第3回「ディープインパクトにやられた日」

次回は少し時間を戻して、私が競馬と出会った日のことを書きます。
親に連れて行ってもらった競馬場。そこで見たのが、あのダービーのディープインパクト。
何も知らない子供の私でも、あの走りが“異常”だったことは分かった。
オルフェーヴルやシンボリルドルフ等も異常な強さがありましたが、子供の頃に目で直接見たものはものすごく鮮烈に記憶に残っています。
私が好きな馬が差しや捲り傾向にありそうに見えますが一番好きな馬はミホノブルボンです。
そこから競馬にハマっていく話を、少しだけ思い出しながら振り返ってみます📘🐎⏳

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