この記事ではEC2を利用してウェブサイトを公開する方法のフェーズ4として、RDSの作成を行っていきます。
EC2を利用してウェブサイトを公開する方法(モノローグ)
EC2を利用してウェブサイトを公開する方法①VPC作成編
EC2を利用してウェブサイトを公開する方法②EC2作成編
EC2を利用してウェブサイトを公開する方法③ELB作成編
EC2を利用してウェブサイトを公開する方法④RDS作成編
構成図(モノローグと同じものです)
利用する機能・サービス
Route 53
可用性と拡張性に優れたクラウドDNS(ドメインネームシステム)サービスです。
人間が理解しやすい「example.com」のようなドメイン名を、コンピュータが理解できるIPアドレスや、AWSリソース固有の識別子(ALBのDNS名など)に変換する「インターネットの電話帳」の役割を担います。
ACM (AWS Certificate Manager)
ウェブサイトの通信を暗号化するために必要なSSL/TLS証明書を発行・管理するサービスです。
お名前.com(AWS外サービス)
国内最大級のドメイン公式登録サービスです。
AWS(Route 53)でもドメインは取得できますが、お名前.comは「.jp」や「.com」などのドメインを国内最安値水準で提供していることが多く、日本語のサポートが充実しているのが特徴です。
構築作業
ドメイン取得
お名前.comの公式サイトにアクセスしてドメイン申し込みから案内に従って入力していけば簡単にドメインの取得ができます。
レンタルサーバーもおすすめされますがAWSで構築済みなのでいりません。
申し込みしてから承諾されて使えるようになるまで時間がかかるので早めに申し込んでおきましょう。(私の場合申請してから3日かかりました。)
ホストゾーン作成
- Route53のホストゾーンから作成します
- 取得したドメイン名でホストゾーンを作成します。発行された「NSレコード(4つのネームサーバー)」が、AWS側の住所になります。
- 作成したホストゾーンのNSのレコードのTTLを300にしておきましょう
- ELBと紐づけるAレコードを作成
エイリアスでALBへのエイリアスにして、東京リージョンを指定、作成しているELB選択しましょう
ネームサーバー変更
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Route53で作成したホストゾーンのNSレコードに記載されている4つのネームサーバーをネームサーバー1~4に登録します。
これでドメインの管理権限がAWSへ移ります。
※反映には24時間から72時間程度かかる場合があります。 -
設定の確認を行いましょう
Linuxdig 独自のドメイン名 ns
PowerShellの場合nslookup -type=ns 独自のドメイン名
自分が設定したNSレコードの値が返ってきたら反映が始まっています。
もし違う値が返ってきた場合は時間をおいてから再度確認してみてください。 -
ドメインを利用してウェブサイトにアクセス確認
作成したをブラウザのURLに入力してください
このように、ドメインからページが確認できれば成功です。

証明書の発行
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ドメイン名に[作成したドメイン]と[.作成したドメイン]を指定して作成

他の項目はデフォルトで問題ありません。
※.example.com のようにワイルドカード証明書を発行しておくと便利です。APIやSTG環境を作成する際にapi.example.comやstg.example.comの様にサブドメインを使用したいときにまた証明書を発行しないで済みます。 -
Route53でレコードを作成で証明書の検証と承認行います。

このようにRoute53のホストゾーンにCNAMEレコードが追加されます。

ELBにHTTPS通信を設定
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HTTPSで接続してみる。
https://作成したドメインでアクセスしてみてください。
下記のようにアクセス出来れば成功です。
証明書の確認をしても問題なく有効になっています。

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NSレコードのTTLを戻す
反映確認のためにTTLを短くしましたが、設定完了後はデフォルト(172800秒)に戻します。これによりRoute 53へのクエリ回数が減り、わずかですがコスト削減とパフォーマンス向上に繋がります。
まとめ
これにて、EC2を利用してウェブサイトを公開する方法シリーズは完結です!
独自ドメインの取得から、Route 53による名前解決、ACMによるHTTPS化まで、モダンなWeb公開の基本を網羅できました。
次回からは、公開したサイトを安全に守り続けるための「保守運用編(ログ管理や監視設定など)」についても執筆予定です。







