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M1 MacでFirebaseUIのビルドが通らない時の対処方法

Last updated at Posted at 2021-05-29

はじめに

最新のFirebaseUIは、M1対応ができていますので本記事の対応する必要がありません。
FirebaseUIを導入してシミュレーターを実行しようとビルドしたらエラーとなってしまいはまったのでその解決方法について調べたので共有します。

エラーメッセージ

このようなエラーメッセージが表示されました。

スクリーンショット 2021-05-29 14.56.45.png

よくよく見ると building for iOS Simulator, but linking in object file built for iOS, file (中略) for architecture arm64 と書いてあります。
これは、arm64アーキテクチャでリンクができなかったと書いてあります。

この原因は、M1 Macに搭載されているApple SiliconがARMベースのプロセッサーになっており、ARMアーキテクチャのバイナリーがないためエラーとなっていました。

解決方法

解決方法としては、Xcode自体はRosetta2上で実行しIntel Mac同等にすることによって従来のMac同様となりIntel Macのシミュレーター用バイナリが使えるようにしてエラーを解決します。
解決手順について記載します。

  1. Finderを起動し、メニューバーの移動よりアプリケーションを選択します。
  2. Xcodeを選択し、右クリック>情報を見るを選択します。
  3. Rosettaを使用するにチェックします。
  4. Xcodeを終了し再起動します。
  5. メニューバーのProduct>Clean Build Folderを選択し、ビルド情報を消去します。
  6. シミュレーターを実行するために▶️ボタンを選択します。

スクリーンショット 2021-05-28 23.41.33.png

最後に

他のライブラリーでも時々シミュレーターで実行すると同様のエラーとなる場合があります。
その時は、同じ手順で解決できることが多いです。全てのライブリーがM1 Mac対応になることを祈る限りです。

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