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【Godot 4.0】Androidアプリ(apkファイル)エクスポート手順

Last updated at Posted at 2023-02-14

 Godot 4.0 RC1でAndroidアプリapkファイルをエクスポートしました。環境はWindows11です。
 https://downloads.tuxfamily.org/godotengine/4.0/
 (rc1/Godot_v4.0-rc1_win64.exe.zip)

まとめ

 Godotの最新ドキュメントの手順に従って設定しました。
 https://docs.godotengine.org/en/latest/tutorials/export/exporting_for_android.html

 1.OpenJDK 11のインストール
 2.Android Studioをインストールして、SDK Managerから必要なツールをインストール
 3.デバッグ用KeyStoreファイルの作成
 4.Godotのエディター設定でAndroid SDKとデバッグ用KeyStoreファイルの場所を設定
 5.Godotのプロジェクト設定でAdvancedSettingsを有効にしてレンダリング>テクスチャにあるImport ETC2 ASTCをオンにする。保存して再起動ボタンを押下する。
 6.プロジェクトメニューのAndroidビルドテンプレートのインストール...を実行。テンプレートの管理ボタンを押下後、ダウンロードしてインストールボタンを押下
 7.プロジェクトメニューのエクスポートを実行。追加..からAndroidを追加して、プロジェクトのエクスポート...ボタンを押下する

1.OpenJDK 11のインストール

 OpenJDK 11.をインストールします。

警告
godotengine guthubのIssue#71732によるとjdk11-openjdk on version 11.0.18.u10-1を使用してエクスポートすると「All 'apksigner' tools located in Android SDK 'build-tools' directory failed to execute. Please check that you have the correct version installed for your target sdk version. The resulting APK is unsigned.」というエラーになります。
Release ArchiveのVersion11から11.0.17_8のJDK Installerを使用すると無事エクスポートできました。

2.Android Studioをインストールして、SDK Managerで必要なツールをインストール

 Android Studio Electric Eel 2022.1.1をインストールしました。
 インストール後、Android Studioを起動してSDK Managerを起動します。
 SDK Manager起動メニューはWelcome to Android Studio画面ならMore Actions...の中や、プロジェクトを開いた後ならToolsメニューにあります。

 以下をチェックしてOK押下してインストールしました。

 (1)SDK Platformsタブ
  Android SDK Platform 31を指定されているので、API Level31のAndroid 12.0をチェックしました。
sdk_manager_sdk_platforms.png

 (2)SDK Toolsタブ
  下記にチェックを追加しました

  • Android SDK Build-Tools 34-rc1
  • NDK (Side by Side)
  • Android SDK Command-line Tools(latest)
  • CMake
  • Android SDK Platform-Tools

sdk_manager_sdk_tools.png

3.デバッグ用KeyStoreファイルの作成

デバッグ用KeyStoreファイルを格納したいディレクトリを右クリックして「ターミナルで開く」を実行して、下記のコマンドをそのまま実行。
 androiddebugkey とandroid はGodotのエディター設定と合わせること。

keytool -keyalg RSA -genkeypair -alias androiddebugkey -keypass android -keystore debug.keystore -storepass android -dname "CN=Android Debug,O=Android,C=US" -validity 9999 -deststoretype pkcs12

4.Godotのエディター設定でAndroid SDKとデバッグ用KeyStoreファイルの場所を設定

 Godotを起動してプロジェクトを作成してください。レンダラーなどは初期値(Forward+)のままでOKです。
 エディターメニューからエディター設定を実行後、エクスポート>Androidを選択してAndroid SDK PathとDebug Keystoreを指定します。

  Android SDK Path  : タスクバーの検索等で%LOCALAPPDATA%を入力して開いたところの、Android\Sdkを設定
              (C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Android\Sdk)
  Debug Keystore   : 3項で作成したデバッグ用KeyStoreファイルを設定
editor_settings.png

5.Godotのプロジェクト設定でAdvancedSettingsを有効にしてレンダリング>テクスチャにあるImport ETC2 ASTCをオンにする。保存して再起動ボタンを押下する。

 プロジェクトごとに設定する必要があります。
 プロジェクトメニューからプロジェクト設定を実行。右上の「Advanced Settings」を有効にしてください。
 左側のレンダリング>テクスチャの「Import ETC2 ASTC」をオンにします。
 下のほうに表示される、保存して再起動ボタンを押下します。

project_settings_render_texture.png

 6.プロジェクトメニューのAndroidビルドテンプレートのインストール...を実行。テンプレートの管理ボタン後、ダウンロードしてインストールボタンを押下

install_android_build_templete.png

7.プロジェクトメニューのエクスポートを実行。追加..からAndroidを追加して、プロジェクトのエクスポート...ボタンを押下する

 プロジェクトメニューからエクスポートを実行します。
 追加ボタンを押下して、Androidを追加します。
 下のほうの「プロジェクトのエクスポート...」を押下・実行すると、apkファイルが生成されます。
 (「"Min SDK" should be greater or equal to 24 for the "mobile" render」というWarningは無視しました)

export.png

 あとはapkファイルをAndroid端末にファイル転送して、Androidのファイルアプリで実行してください。
 
 

 以上です。

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