Google ColaboratoryにてKerasモデルを可視化 & Googleドライブに画像を出力

Google ColaboratoryにてKerasで構築したモデルの可視化をしてGoogleドライブにグラフ構造図を出力するまでの過程をメモ。
※この記事執筆時点では「python 3.6.7」を使用
###必要なライブラリを確認
図の出力にはkeras.utils.vis_utilモジュールを使用しますが、graphvizとpydotというライブラリが必要です。
Google Colabのノートブックでインストールされているライブラリ一覧を確認するには以下のコードで確認できます。

import pkg_resources
for dist in pkg_resources.working_set:
  print(dist)

どちらのライブラリもデフォルトでインストールされているようです。
※python3.5、3.6ではpydotが動かないらしいのですが、代わりのpydotplusやpydot-ngも入ってました。→ 参考記事
###Googleドライブのマウント
出力した図の保存先であるマイドライブをマウントします。
ついでに保存先のパスも用意しておきます。

from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive')

model_path = "./drive/My Drive/model.png"

###グラフ構造図の出力
図の出力にはplot_modelを使います。自分はmodel.compileの後ぐらいに以下の処理を追加してます。

from keras.utils import plot_model
plot_model(model, to_file=model_path)

これでマイドライブ直下にpngファイルが保存されました。

〜完〜

※参考までに公式ドキュメント
https://keras.io/ja/visualization/