Rubyのバージョンを変更しようとした際に引っかかったので記録します。
#SPEC
macOS Sierra 10.12.6
macOSには最初からRubyがインストールされているので
現在のRubyのバージョンを確認
$ ruby -v
ruby 2.0.0p648 (2015-12-16 revision 53162) [universal.x86_64-darwin16]
#rbenvのインストール
今回はバージョンアップにHomebrewのrbenvを使用するため
はじめにrbenvをインストールして最新にアップグレードします。
$ brew update
$ brew install rbenv ruby-build
$ brew upgrade rbenv
rbenvのバージョンを確認
$ rbenv -v
rbenv 1.1.1
#インストールできるRubyのバージョンを確認
$ rbenv install --list
#バージョンを指定してRubyをインストール
$ rbenv install 2.3.1
$ rbenv global 2.3.1
$ gem install railties && rbenv rehash
インストールできているか確認
$ rbenv versions
system
* 2.3.1 (set by /Users/ユーザー/.rbenv/version)
rbenvに2.3.1が入っているので、
再度Rubyのバージョンを確認
$ ruby -v
ruby 2.0.0p648 (2015-12-16 revision 53162) [universal.x86_64-darwin16]
変わらず。
#バージョンが変わらない場合
上記でバージョンが変わっていなければ
rubyの場所を確認してください
$ which ruby
/usr/bin/ruby
rbenvでRubyをバージョンアップする場合、
/Users/ユーザー/.rbenv/shims/ruby
を参照している必要があるので変更していきます。
$ rbenv init
# Load rbenv automatically by appending
# the following to ~/.bash_profile:
eval "$(rbenv init -)"
eval "$(rbenv init -)"
をコピーして~/.bash_profileに追記します
$ vi ~/.bash_profile
・
・
・
Swap file "~/.bash_profile.swp" already exists!
[O]pen Read-Only, (E)dit anyway, (R)ecover, (D)elete it, (Q)uit, (A)bort:
編集するので e
キーをタイプ
vim画面に入ります。
##vimについて
vim画面では「コマンドモード」と「挿入モード」があり、
最初はコマンドモードになっています。
編集するには挿入モードにする必要があるので
i
キーかa
キーを押すと、最下行に
-- INSERT --
と表示されます。これで挿入モードになっています。
先ほどコピーしたeval "$(rbenv init -)"
を追記したら、
esc
キーを押してコマンドモードに戻ります。
:wq
と入力してenterすると編集内容を保存して終了します。(カーソルが画面のどこにあっても大丈夫です。)
ちなみに、
保存せずに強制終了する場合は:q!
と入力します。
もしless画面に入ってしまった場合はq
で終了してください。
#再度確認
元の画面に戻ったらまず変更を反映します。
$ source ~/.bash_profile
再度Rubyのバージョンを確認
$ ruby -v
ruby 2.3.1p112 (2016-04-26 revision 54768) [x86_64-darwin16]
指定バージョンに変更されました。