前回:DockerでGhost
これはそろそろDockerを使えるようになりたい筆者の試行錯誤の軌跡です。
EmbyをDockerに移行
今回はVMサーバアプリケーションのうち、メディアサーバーであるEmbyをDockerで運用します。
コンテナ
イメージは公式がメンテしているイメージがあるのでそれを利用します。
もともと特に設定せずに使っていたので、メディアボリュームをマウントしただけです。
docker-compose.yml抜粋
media:
image: emby/embyserver:latest
restart: always
volumes:
- /home/fclef/docker/server/media/config:/config
- /mnt/a:/mnt # VMでもマウントしていたメディアボリューム
さすが公式がメンテしてるだけあって、サクッと動きました。
リバースプロキシ
Embyはサブドメインではなく、ルート下に配備します。
このイメージは8096ポートでEmbyを配信します。
ドメイン.conf抜粋
location /media/ {
rewrite ^/media(.*)$ $1 break;
include /etc/nginx/params/proxy_params;
proxy_pass http://media:8096;
}
以上です。
今までで一番ラクな移行でした。
次回はついに、Web SocketやDjangoといったPython製アプリケーションを移植します。
ついにDockerfileを記述することになりそうです。
次回:Python製WebアプリケーションをDockerで運用する