小技2 リンクURLの有効活用
このシリーズでは、Yellowfinのレポートやダッシュボードをより魅力的なものに作成するための小技集を紹介したいと思います。第2回目はリンクURLの有効活用です。
YellowfinのデータをURLに受け渡して、外部サイトの関連情報を閲覧することが可能です。今回は、「都道府県コード」(JIS X 0401)を政府が運用するe-stat (https://www.e-stat.go.jp/) のURLの引数に受け渡して、関連情報を閲覧してみたいと思います。
以下の手順を自分でも試してみたい方は、こちらから都道府県マスタを入手してください。
1. 新規レポートの作成
2. テーブルの作成
「都道府県コード」と「都道府県」をカラム(列)に追加します。今回、都道府県コードをリンク先のURLの引数の一部として利用します。

[カラムの書式] > [都道府県コード] > [書式] から 「URLリンク」を選択します。

URLに値を渡すためには##文字列を使用します。
https://dashboard.e-stat.go.jp/radarChart?screenCode=00560®ionCode=##000
上記書式を「URL」欄に入力します。

3. プレビュー
デザインステップに推移し、任意の都道府県コードを選択します。

選択した都道府県に関する「統計ダッシュボード 地域のレーダーチャート・ランキング」が表示されました。

とても簡単な仕組みで、動きのある画面を作成できました。
是非参考にしてみてください。
Cheers!

