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Power Appsを触り始めた人が最初に知るべき概念をわかりやすく解説

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はじめに

Power Apps はノーコードでアプリが作れる便利なツールです。
今回、実務でPower Apps開発を行うにあたり、

  • 「画面・コントロールなどの構成要素を知りたい」
  • 「プロパティが多く、どう設定すればいいのかが分からない」
  • 「OnSelect、Visibleの使い方のイメージがわかない」など、

使いやすい部分や癖のある部分があると感じましたので、
Power Apps を触りはじめた方の参考になれば幸いです。

:beginner:記事の目的

この記事では、

  • 用語整理
  • 最初に押さえておくべきプロパティ
  • 関数の意味、設定例
    について、わかりやすくシンプルにまとめています。

🧭読み終えると

  • 大まかな開発の流れについて理解できる
  • プロパティの「意味」が直感的に理解できる
  • 画面を触ったとき、「どこを設定すればいいか」が分かる

構成

構成は左に表示されている「ツリービュー」の箇所です。
意外とシンプルで
アプリ(App)>画面(Screen)>コントロールという構成です。

スクリーンショット 2026-01-07 172445.png

アプリ

作成したアプリの単位です。
備品管理アプリや、レンタルアプリなど業務目的ごとに作成します。

スクリーン

例えるなら「アプリの中の1つの画面」となるものです。
他のアプリでも「ホーム画面」「詳細画面」「設定画面」などがありますが、
PowerApps でも同じく、1つの画面のまとまりを「スクリーン」と呼びます。

コントロール

スクリーンの上に置く、操作や表示のためのパーツです。

  • ボタン(保存、送信)
  • テキスト入力欄
  • ラベル(文字や数字)
  • ドロップダウンリスト

真っ白な画面にボタンや画像やテキストを配置して、
画面を作っていきます。

プロパティ

コントロールの性質や動きを決める設定項目となります。
Power Apps開発をするうえでプロパティをどう使うかが一番の肝となります。

よく使うプロパティとして下記があります。

  • Text → 表示する文字
  • OnSelect → 押したときの動作
  • Visible → 表示するかどうか、表示する条件
  • Fill → 要素の背景色
  • Items → 表示するデータ
  • Default → 初期値


下記の画面ではボタンという「コントロール」に対して OnSelect「プロパティ」を選択している状態です。

スクリーンショット 2026-01-07 174244.png

そして、OnSelect「プロパティ」の右側に「関数」を入力し、
OnSelect(クリック時)の具体的な動作を定義します。


Navigate( ← 画面移動をするための関数 
Screen2, ← 移動先のスクリーン(画面) 
ScreenTransition.Fade ← 画面切り替え時のアニメーション
)

これらを OnSelect プロパティ に書くことで動作が実行されます。


関数は、はじめから覚える必要はありません。
よく使うものから慣れていきましょう。

🔢 変数の保持について

Power Apps の開発では、「値をどこに保持しておくか」 という考え方がとても重要です。

  • 画面遷移したあとも値を使いたい、
  • クリックした内容を次の画面で表示したい
    などの場面が出てきます。

しかし、いざ使おうとすると

  • Set と UpdateContext の違い
  • 変数ってどこまで保持されるのか
    などの疑問が出てきます。

🔰 Power Apps 3種類の変数

Power Apps の変数は、大きく分けて以下の3種類です。

種類 使い方(関数) 値が保持される範囲 典型的な用途
グローバル変数 Set(変数名, 値) アプリ全体 ログインユーザー情報など
コンテキスト変数 UpdateContext({変数名: 値}) 画面内(Screen)のみ 表示/非表示、モーダル制御など
コレクション Collect(コレクション名, 値) アプリ全体 一覧データの保持、複数データの一時保存

🟦 1. グローバル変数(Set)

アプリ全体で保持される変数です。

Set(varEmployeeID, ThisItem.EmployeeID)

特徴

  • 画面遷移しても値が消えない
  • どこからでも参照できる
  • ログイン情報や選択されたレコードIDの保持に最適

🟩 2. コンテキスト変数(UpdateContext)

その画面の中だけで値を保持します。

UpdateContext({showModal: true})

特徴

画面(Screen)内のみ有効

🟧 3. コレクション(Collect)

複数のデータをまとめて保持できる変数です。

Collect(colSelectedItems, ThisItem)

特徴

  • アプリ全体で利用できる
  • ギャラリーに表示するデータとして活用ができる

まとめ

ここまで、Power Apps の基本である

  • 構成(アプリ>スクリーン>コントロール)
  • よく使う主要プロパティ(Text、OnSelect、Visible、Fill)
  • 変数の種類とそれぞれの役割(グローバル変数(Set)、コンテキスト変数(UpdateContext)、コレクション(Collect)
    について整理をしてました。

Power Apps は UI 上で操作できる部分も多い一方で、
基本的な仕組みを理解すると、開発がスムーズになっていきます。

特に「プロパティ」と「変数」 の考え方は、アプリ作成の際には必須です。

おわりに

今回の記事では、PoweApps を触り始めた方向けに
「基礎となる概念」を中心に紹介しました。

ここで説明した内容をベースに
実際のアプリをどのように組み立てるのかについては、
下記の考え方が必要になってくると思いますので、
別記事で作成予定です。

  • データソースへの接続
  • 画面遷移
  • 変数
  • ギャラリーによる選択
  • コレクションでの保持
  • 保持しているデータの書き込み(Patch)

ぜひ他の記事やAIなどを活用して、
実装してみてください。


この記事が参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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