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BitwardenのSSHエージェントを使ってSSHログインを捗らせよう!

Last updated at Posted at 2025-08-18

パスワード管理アプリといえば1Passwordが有名ですが、同じような機能があって無料で使えるBitwardenも便利です。
BitwardenでもSSHエージェントが使えるので、SSHエージェントを使ってサーバーのログインを捗らせましょう!

BitwardenでSSHキーを作成

BitwardenサイドバーのSSHキーを押して、+ボタンを押すとSSHキーを作成してくれます。
すでにSSHキーがある場合はインポートすることも可能ですので、いずれかの方法でキーをBitwardenに入れてください。
スクリーンショット 2025-08-18 20.52.11.png

BitwardenのSSHエージェントを有効にする

公式サイトにもある通り、AppStoreでBitwardenをインストールした場合とDMGファイルで直接インストールした場合で若干変わります。

ターミナルで↓のコマンドを入力します。

・AppStoreの場合(は自分のユーザー名に変更する)

export SSH_AUTH_SOCK=/Users/<user>/Library/Containers/com.bitwarden.desktop/Data/.bitwarden-ssh-agent.sock

・DMGの場合(<userは自分のユーザー名に変更する)

 export SSH_AUTH_SOCK=/Users/<user>/.bitwarden-ssh-agent.sock

Bitwardenのアプリ内の設定からSSHエージェントを有効にします

スクリーンショット 2025-08-18 22.26.25.png

参考 : https://bitwarden.com/help/ssh-agent/#tab-macos-6VN1DmoAVFvm7ZWD95curS

ssh-add -Lで動作確認

ssh-add -L を実行して、Bitwardenに登録したSSHキーの公開鍵が表示されていればOKです。
もし、The agent has no identities.と出る場合は、BitwardenのSSHエージェントが設定されていないため、BitwardenのSSHエージェントを有効にするの手順をもう一度行ってください。

実際にSSHログインしてみる(ハマった)

ssh root@123.456.789でログインすると、Bitwardenのダイアログが出てきて認可すればSSHログインができます。

スクリーンショット 2025-08-18 22.16.23.png
こんなかんじのダイアログが出る

しかし、私の場合だと何度やってもPermission denied (publickey). のエラーで弾かれてしまいました。

sudo ssh root@123.456.789でやってみたところ無事にログインできたので、もしログインに苦戦している場合はsudoつけて実行してみてください。
(ちゃんと権限も600にしているはずなんですが原因は不明です...)

ターミナルの設定ファイルにSSHエージェントのコマンドを追加する

ターミナルを開くたびに毎回BitwardenのSSHエージェントを有効にするの手順を行うのも面倒なので、ターミナルの設定ファイルに追加してしまいましょう。

  • zshの場合
    vim ~/.zshrc で設定ファイルを開く

  • bashの場合
    vim ~/.bashrcで設定ファイルを開く

その後、BitwardenのSSHエージェントを有効にする で実行したコマンドを追加

以上で完了です。

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