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CEFの話

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こんにちは。E-kan株式会社の藤尾です。

過去に「RIBとFIBがよく分からないよ~!」ということでまとめたことがあったのですが

RIBとFIBについて | E-kan株式会社 by 藤尾菜摘
https://www.wantedly.com/companies/e-kan/post_articles/347150?utm_source=t.co&utm_medium=share&lang=ja

CCNPのテキストにちゃんと書いてありました!
当時、調べても分かりづらく悩んだのですが、ちゃんと文章でまとまっていましたね。

で、後でまとめたいと思っていたCEFについても記載があったので、備忘録も兼ねてまとめます。

普通のルーティング

プロセススイッチング: パケットが着信するたびにルーティングテーブルやARPテーブルを検索する。他の転送方式に比べると遅い。

ファストスイッチング: その宛先の最初の転送時のルーティングテーブルやARPテーブル情報をキャッシュに保存し、同じ宛先のものが来た時にキャッシュを参照する。キャッシュを利用することで高速に転送させることができる。

CEF(Cisco Express Forwarding)

ファストスイッチングでは、キャッシュに登録されていない宛先が大量に来た場合は都度プロセススイッチングを行うことになり効率が下がる。

CEFではプロセススイッチングを行わず、ルーティングテーブルからあらかじめFIBというテーブルを作成しておき、ARPテーブルからは隣接テーブル(Adjacency Table)を作成する。
このFIBと隣接テーブルはあらかじめ紐づけされていて、データプレーン(パケットの転送処理を行う部分)に作られるため1度の検索で転送に必要な情報が取得できるため高速処理ができる。

RIB=ルーティングテーブル なので、つまりRIBをもとにFIBは作られる。
FIBはRIBの情報だけでなく転送に必要な情報を保持するためのデータベースである。
(前回疑問への答)


CEFの話、まとめてみたら思った以上にシンプルでした。
前回CEFの話をした時に保存先として出てきたCAMの話もCCNPのテキストでスイッチングの部分で出てきていたので次はスイッチングの話をまとめておきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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