今日はエッセイです。
スクラムにおけるQAフェーズは、いろいろなパターンが考えられますが、
自分の経験のなかでは、
- QAテストと開発テストを同時に行う場合
- 開発終了してからテストスプリントが入る場合
- 開発が行うテストをQAとしている場合
などがありました。
ここでは、それぞれのパターンでどういう特徴があったか
ご紹介したいとおもいます。
QAテストと開発テストを同時に行う場合
スクラムチームにQAが入り込んでテストを行うスタイルです。
- メリット: 仕様を同時に把握するため、
- デメリット:
仕様変更などのコントロール業務が発生し、QAとしての時間効率疑問が落ちやすい
テスターにスキル的バックグラウンドの要求が高い
開発終了してからテストスプリントが入る場合
テストの形式としては、ウォーターフォールと同じく、実装がひとまず完了してから
テストを始めるスタイルです。
- メリット: 仕様が固まっているので、テストが作りやすいこと
- デメリット: 開発終了からテストを書くと、スケジュール的な無理が発生しやすい
などです。このため、どうやって仕様を開発とQAで共有するかが、課題になりやすい
特徴があります。
開発が行うテストをQAとしている場合
QAが入らない場合の普通のスクラムです。
まとめ
いずれのスタイルも、一長一短、というところですが、チームにあってるやり方が
どれになるか考えながら、すすめることになると思います。