Epic Games Japanのエンジニアの多くがUE4のソースコード内部のキーワード検索に使っている
便利なVisual Studio Add-onを紹介します。
Entrian Source Search といいます。
こちらをインストールし、インデックスを作成するフォルダを指定して待てば、あとは、ソースコード内部でのキーワード検索が一瞬で可能になります!そして何より安い。1ユーザなんと29ドルで買い切り!
#Example
例えば、r.invalidateCachedShaderコマンドを見つけて、それが具体的に何をしているか調べるためにソースコードでこの文字列が使われてる部分を調べます。
ソースコード内での全使用箇所をリストしてもらうまで約3秒ぐらいでできます。便利です。
※UE4のソースコードは非常に大きく、エンジンコードを調べようと思うと関連箇所を見つけるまでなかなかやっかいだったりします。そういったことやコーディングの支援環境のメジャーなものとしてはVisual Assist Xがありますが、比較的高価であったりして、個人でUE4を使っていたりする方で使用していない又は会社で使ってても個人のPCにはインストールしていないという人がよくいます。そんな方にはこちらをおすすめしております。Visual Assist Xよりも検索がすごく速いので、ソースコードを書かないけどよく読むような方にはむしろこっちのほうが使いやすいかもしれません。
#おまけ (2021/1/23: UE4.25以降向けに訂正)
インデックスを作る際に僕が指定しているUE4内部のディレクトリです(UE4.26)
各Platform向けのコードがPlatformsに集約されたことにより、Platformsディレクトリを追加しています。
また、 ソースコード検索時に ext:○○やdir:○○で拡張子やディレクトリ名を指定、また-ext:○○や-dir:○○で省くことができます。これらを使うことで絞り込みがさらに容易になります。お試しあれ。