#はじめに
統合開発環境であるIntelliJ IDEAでJUnit Testを行ったときの手順をまとめました.

JUnit Testは,作ったプログラムがどんな場合でもきちんと動くかどうかを検証するテストのことです.
例えば,「1〜9までの好きな数字を入力してください!」という内容でint型の変数用意して標準入力待ってても,ユーザが文字列(String型)入力しようものならエラー出ますよね!
でもコンパイルした時にはエラーはでなかった...なんて経験ありますよね
入力データによってどうなるかわからないようなコードを前もってテストしておこう!というのがJUnit Testなわけです.
#手順
##1. Junit testしたいJavaファイルを用意
今回はこのMain.java
のPerson
クラスに対してJUnit Testを行います.
##2. テスト用のディレクトリを作成
現在作業中のプロジェクトファイル.iml
ファイルを選択した状態で右クリック
New
--> Directory
この例ではディレクトリ名をTest
とします
##3. 作ったディレクトリをTests用に設定
File
-->Project Structure
Modules
-->Test
(さっき作ったテスト用ディレクトリ)-->右クリック-->Tests
Testsディレクトリに設定されると下図左のようにテスト用ディレクトリの色が緑色に変わります.
##4. テスト用クラスを作成
テストしたいクラス(この例ではPerson
)にカーソルを置いた状態でオレンジの電球マークを選択
Testing library
--> JUnit4
(またはJUnit5
)を選択

すると,作ったテスト用ディレクトリの中に[選んだクラス]Test
と書かれたテスト用クラスが生成されます
この例ではPersonTest
クラスが生成されます.
このように編集しました.
assertEquals(期待される結果 , クラス.関数)
のように記述します.
つまり,この例ではPerson.name()
の返り値として文字列Shuto
を期待してることになります.
Run 'PersonTest'

期待された結果になれば,緑色のラインが一瞬出てTests passed
が出てきます
では,あえて期待される結果をShuto
--->hello
に変えて再テストしてみます

期待してた結果と実際に返ってきた結果が異なったのでTests fialed
となりました(わざとさせたというべきか).
Expected:
期待される値
Actual:
実際に返ってきた値
このようにしてJUnit Testは行われます.
ちなみに,下図のように,既にテストが成功した部分は緑色に,まだテストしてなかったり失敗した部分は赤色で示されます.

こんな感じで作ったコードをテストして逐次回改善してく流れになるかと思います.
#おわりに
今回は作ったJavaクラスに対してJUnit Testを行いました.
一度やり方覚えてしまえば非常に簡単にテストできるかと思います.
読んでいただきありがとうございました.