##目標
まっさらな MacBook AirにNode.jsをインストールしてみる。
Linux初心者です。諸般の事情によりMacを使うことになったので、とにかくVisual Studio Codeを動かす事のみに目標を定めて見たけれど、公式サイトからDownloadしてインストールしてみたらあっさりインストールできたので、目標をNode.jsのインストールに変更 (2019/08/11時点)
##参考にさせて頂いたページ
macOSのターミナル(bash)のプロンプトを変えました。
【2019年5月版】Mac+nvm環境で brew install yarn
nvm + Node.js + npmのインストール
nvmを使ったNode.jsのインストール&バージョンアップ手順
touchコマンドについて詳しくまとめました 【Linuxコマンド集】
##準備
-
OSのバージョン
- macOS Mojave v10.14.6
-
Macメモ
- Deleteボタンがないので、前方削除は fn+⇦(バックスペース)キー
##NVMのインストール
まず、ダイレクトにNode.jsをインストールする事はオススメではないらしい
Node.jsの違ったバージョンをインストールしたり切り替えたりするツールを使うのが普通のようです
で、有名なのが以下
- NVM(Node Version Manager)
- Ndenv(Node.js environment)
- nodebrew
- Nodist(Windows専用)
この中でNVMを使う事にしました。
理由は、GitHubで最終更新日が一番今日に近かったから。
- ターミナルを起動
- Macなので画面下のアイコンの中からLanchpadをクリック
- 「その他」というグループをクリック
- "ターミナル"発見。クリック
- ターミナル画面の初期表示は「(PC名)MacBook-Air:~ (ユーザー名)$」になっており、現在地がホームという事らしい
- ここに戻りたい場合は「cd #」で戻ってこれる
- 何も考えずにGitHubの公式にあるコマンドを実行
$ curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.34.0/install.sh | bash
- "curl"というのは、ファイルを送受信してくれるコマンドらしいので、"https://・・・"の場所から、NVMのバージョン0.34.0の場所にあるインストールコマンドが書かれている「install.sh」というシェルを持ってきて、bashで実行してね。。。 という意味だろう。たぶん。
- 途中で"Command Line Tool for Xcode"のインストールを求められ(た気がする)るので、素直にインストール
- これでNVMがインストールできているはずなので、以下のコマンドでバージョン確認
$ nvm --version
nvm: command not found
- バージョンが表示されません。知らないコマンドだって言われます
- Macの場合はひとひねり必要なようです。
- Macのターミナルを起動した際には、自動で「/bin/bash」が起動するらしい
- 本当は「.bashrc」というものも一緒に起動してほしいけどMacの場合は起動してないらしい
- で、「.bashrc」は「.bash_profile」に読み込み設定をする事で自動で「/bin/bash」と一緒に起動してくれるらしい
- 公式の説明を読んでいくと、「Note:On OS X 」の記述があります
- お前のOSには「.bash_profile」ってファイルが無いはずだ。だから、俺の言うコマンドを実行してもう一度インストールコマンドを実行しな。。。という事みたい
- てか、そもそも「/bin/bash」ってどこよ?
- 探します
- 私の知る数少ないコマンドの中のWindowsで言うところの「dir」
$ ls -al
- ありません
- これはあれだ、rootの方だきっと
- 登ります
$ cd ../..
$ pwd
/
- rootに来ました
$ ls -al
...
drwxr-xr-x@ 37 root wheel 1184 8 8 01:33 bin
...
- 「bin」発見。移動します
$ cd bin
$ ls -al
...
-r-xr-xr-x 1 root wheel 618416 5 25 15:25 bash
...
- 「bash」発見。移動します
$ cd bash
-bash: cd: bash: Not a directory
- 「bash」はディレクトリじゃないと怒られました
- という事は本体です。。。きっと
- つまり
(ルート)/bin/bash
-r-xr-xr-x 1 root wheel 618416 5 25 15:25 bash
- 続いて、てか、そもそも「.bashrc」ってどこよ?
- 上記『参考にさせて頂いたページ』の最初の記事で場所を教えてくれてました
macOSのターミナル(bash)のプロンプトを変えました。
- 「/etc」。。。きっとルートの下です
- ここに来てルートへの移動方法を覚えました
$ cd /
- 便利です
$ cd etc
$ ls -al
- いました。「.bashrc」発見です
(ルート)/etc/bashrc
-r--r--r-- 1 root wheel 265 2 23 12:03 bashrc
- ん? んんんん? 先頭に「.」無いよ。。。
- 。。。見なかった事にします
- 確かにこれまで見た場所には「.bash_profile」ってファイルはなかったです
- なので公式の記述にしたがって作ります
- ちょっと待って、今私どこにいる?
- (ルート)/etc にいます
- 怖いのでホームに戻ります
$ cd #
$ touch ~/.bash_profile
$ curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.34.0/install.sh | bash
- 曰く「touchはファイルのタイムスタンプを変更するコマンドだ。
また、存在しないファイル名を指定することで、内容の入っていないファイルを新規作成する機能も持っている。」 - 「.bash_profile」っていう空ファイルを作ってインストールしなおすと、自動で中身を書いてくれる。。。という事のようです
- 中身書かれてるし
$ cat .bash_profile
export NVM_DIR="$HOME/.nvm"
[ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && \. "$NVM_DIR/nvm.sh" # This loads nvm
[ -s "$NVM_DIR/bash_completion" ] && \. "$NVM_DIR/bash_completion" # This loads nvm bash_completion
- そしてNVMのバージョン確認
$ nvm --version
nvm: command not found
- orz.......
- あれだ。再起動。ターミナルを再起動
$ nvm --version
0.34.0
- NVMインストール完了です
##Node.jsインストール
- Node.jsをインストールします。
- LTS(Long Term Support)という長期サポートがあり推奨とれているバージョンを入れます
$ nvm install --lts
...
...
Now using node v10.16.2 (npm v6.9.0)
Creating default alias: default -> lts/* (-> v10.16.2)
- バージョン10.16.2がインストールされたようです。
- デフォルト設定もしてくれてます。
- 念の為バージョン確認
$ node --version
v10.16.2
##おわりに
Node.jsをインストールのはずが、NVMインストールの方が万倍大変でした。
Windowsユーザーのみなさんの参考になればと思います。