はじめに
こんにちは、DevKumaです。今年、Salesforce本体も触っていますが、その他のSalesforce製品も色々触っています。今回はその中でTableauについて、勉強した内容を共有します。内容は地図上にデータを表現するとの内容になります。「Tableauで地図を使ってみたいけど、何から始めたらいいかわからない」という方、いませんか?
実は、Tableauでは たった5分 で地図を使ったデータ可視化を作ることができます。(データさえあれば)
今回は、都道府県別の人口データを使って、最もシンプルな地図ビジュアライゼーションを作る方法を紹介します!
🗺️ 完成イメージ
(例: 都道府県ごとの人口を色で表した地図)
1. 今回のゴールと準備するもの
🎯 ゴール
- Tableauで地図を表示する
- CSVデータを使う
- 色やサイズで人口を表す地図を作る
🧰 準備するもの
- Tableau Desktop(無料トライアル可) または Tableau Public
- Excelファイル(またはCSV)
今回は以下のような簡単なデータを使います。以下をコピーしてcsvファイルにしてください。
都道府県,人口(万人)
北海道,525
青森県,123
岩手県,120
宮城県,231
秋田県,94
山形県,107
福島県,184
茨城県,285
栃木県,194
群馬県,192
埼玉県,734
千葉県,628
東京都,1396
神奈川県,927
新潟県,222
富山県,104
石川県,113
福井県,78
山梨県,82
長野県,204
岐阜県,198
静岡県,368
愛知県,755
三重県,179
滋賀県,142
京都府,255
大阪府,882
兵庫県,545
奈良県,132
和歌山県,90
鳥取県,56
島根県,66
岡山県,189
広島県,280
山口県,132
徳島県,70
香川県,94
愛媛県,135
高知県,69
福岡県,510
佐賀県,81
長崎県,129
熊本県,174
大分県,113
宮崎県,107
鹿児島県,159
沖縄県,147
2. データをTableauに取り込もう
- Tableauを起動します。
- スタート画面で [To a File] → [More] を選択。
- 先ほど作成したCSVファイルを選択します。
- シートをドラッグしてキャンバスに配置します。
これで、データの内容がTableau上に読み込まれます!
3. 地図を作ってみよう!(ここが一番楽しい)
- 「シート1」を開きます。
- 左のペインから「都道府県」を右クリックし、どラップダウンメニューからgeographic roleでState/Provinceを選択します。その後、行シェルフにドラッグします。
→ 自動的に地図が表示されます!表示されたなかった場合は、マップ上で右クリックし、選択肢、Country/Region項目をJapanに選択してください。そうするとcsvのデータとマッピングされ、表示されるようになると思います。 - 次に、「人口(万人)」を「色」にドラッグします。
→ 各都道府県が人口に応じた色で塗られます。
4. カスタマイズして見やすくしよう
せっかくなので、地図を少し整えてみましょう。
-
カラースケールの変更
「色」→「編集」→ 好みのグラデーションを選択(例:青→赤) -
地図スタイルの変更
メニューから「地図」→「地図レイヤー」で「ダーク」「ライト」「衛星」などを選べます。 -
ツールチップの編集
各都道府県にマウスを重ねたときに表示される内容を調整できます。
💡 ポイント:色とサイズを両方使うと、データの傾向がより直感的になります。
5. Tableau Publicで共有してみよう(任意)
作った地図を世界に共有してみましょう!
- メニューの [Server] → [Save to Tableau Public] を選択
- アカウントを作成(無料)
- 「保存」ボタンをクリックすると、自動的にWebに公開されます。
👉 公開URLをブログやSNSでシェアできます!
(例:https://public.tableau.com/app/profile/yourname/viz/japan_map_sample)
6. まとめ:5分で地図が作れる!
今回のステップをおさらいしましょう👇
- CSVデータを用意
- Tableauに接続
- 都道府県をドラッグして地図表示
- 数値を「色」または「サイズ」に設定
- スタイルを調整して完成!
参考リンク
おわりに
今回のデータ以外にも位置情報を持つデータ(顧客の住所、店舗の場所など)があればすぐに試せるので、ぜひお手元のデータでも遊んでみてください。
私もまだ入門したばかりですので、さらに面白い使い方が分かったらシェアしたいと思います!以上devKumaでした。



