[翻訳記事 | AWS初心者] クラウドの概念 | クラウドコンピューティングのモデル (IaaS, PaaS, SaaS)
元記事: https://devblogeasyoon.xyz/blog/aws-certification-basic-cloud-model
クラウドコンピューティングの種類
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クラウドコンピューティングモデルとクラウドコンピューティング展開モデルに分類される:
- クラウドコンピューティングモデル: クラウドコンピューティングが提供するサービスの種類による分類。
- クラウドコンピューティング展開モデル: クラウドコンピューティングが提供される方法による分類。
クラウドコンピューティングモデル
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基本的なアプリケーション構成要素の5つ:
- ネットワーク: LANカード/ケーブル
- ストレージ: SSD / HDD
- コンピューティング: CPU / RAM
- OS: Windows / Linux
- アプリケーション
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提供される構成要素による分類:
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IaaS
- Infrastructure as a Service(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス): インフラのみを提供。
- ネットワーク + ストレージ + コンピューティングを含み、OSとアプリケーションはユーザーがインストール。
- 仮想コンピュータを借りるのと同様。
- 例: AWS EC2
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PaaS
- Platform as a Service(プラットフォーム・アズ・ア・サービス): アプリケーションコード以外の全ての構成要素を提供。
- インフラやサーバーなど、アプリケーション開発に必要な構成要素を提供し、コードをアップロードしてすぐに実行可能。
- 例: Firebase, Supabase
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SaaS
- Software as a Service(ソフトウェア・アズ・ア・サービス): インフラ + OS + 必要なソフトウェアを提供。
- サービス自体が提供され、特別な設定をせずに利用可能。
- 例: Gmail, Slack, Dropbox など
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クラウドコンピューティング展開モデル
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パブリック(クラウド)モデル
- アプリケーションの全てがクラウド内で実行される。
- 低コストなリソース。
- 高い拡張性。
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プライベートモデル
- カスタマイズ性が最も高い。
- 初期リソースコストが高い。
- メンテナンスコストが高い。
- セキュリティが強化されている。
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ハイブリッドモデル
- プライベートモデルとパブリックモデルの混合。
- プライベートからパブリックへ移行する段階で多く利用される。
- プライベートモデルのバックアップとして利用されることが多い。