はじめに
この記事はFujitsu Advent Calendar 2020 19日目の記事です。
今回クラウドの勉強のためにAWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト受験しました(2020年12月)
結果は合格~~(735/1000).かなりぎりぎり~~
忘れないうちに、試験対策でやったことを書き留めておこうと思います。
以下のようなケース向けの対策を想定しています。
- クラウド経験なし。
- 勉強期間は3ヶ月程度を想定
- udemy,書籍ベースでの学習
簡単な経歴
クラウド経験:一切なし。S3とかEC2さえ何者かわからない状態からスタート
業務:フロントエンド系。Ruby on RailsとかJavaScriptがメイン。
クラウドについて全く知見がないことへの危機感から、受験を思い立つ。
受験までにやったこと
おおまかには以下です。
0. AWSアカウントの作成
- ハンズオン学習
- 書籍学習
- 模擬テスト
- AWSサービス別資料(Black Belt)
AWSアカウントの作成
ハンズオン実施のために、無料枠アカウントを作成。
※無料といってもハンズオンやっていく中で、枠を超過してしまうことはあります。それでも自分の場合は月$3程度
ハンズオン学習
以下のudemy講座を利用しました。
書籍学習の前にやりました。ハンズオンに加えて、理論学習もできます。最初に書籍から入って挫折することがこれまで多かったので、まず手を動かそうと最初に実施。
書籍学習
以下の書籍で学習。
AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター
理解が必要なサービスの全体像把握できました。
ハンズオン学習のあとに実施したことで、より頭に入ってきたと思います。
試験向けには、他の資料で補足が必要と思ったサービスもありました。
ex. CloudFront,Route53...etc
この辺は後述の模擬テストで弱いと思った分野をAWSサービス別資料を精読して補います。
書籍についてはいろいろ手を出さず、一冊を繰り返し読み込むほうが効果的と思います。
模擬テスト
【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
udemyでの紹介に書いてあるとおり、難易度高め(長文やサービスの組み合わせての問題)が多め。
最初は50%くらいしかとれませんでした。
解説は丁寧なので、(なぜ正解なのかだけでなく、なぜ誤りかまで)じっくり読みました。
また、繰り返し問題を説いたことで問題文になれることができたと思います。
進め方
ここでは、上記の勉強をどのような時系列で進めたかについて記載します
No | 時期 | 勉強内容 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 9月初旬~10月央 | udemyのハンズオンを少しずつ進める | 理論学習のセクションも見ますが、ここでは、動画に従ってハンズオンをやることに注力。理論のところはサラッと流し見した程度 |
2 | 10月央~11月央 | 書籍の読み込み | 読み込み時には、理解した内容をノートをとる。このノートは試験直前の見直し用 |
3 | 11月央~11月末 | udemyの模擬テスト受験・復習 | ここでも、解説は読んで理解した内容はノートに追記。模擬テストを受けたあとは、書籍の読み込み(弱点箇所を重点的に)から再実施。自分の場合は2週(最初の1週+復習1週) |
3.5 | 11月末 | 模試 | PSIかピアソンVUEを選択して申し込み。画面操作を事前に把握しておくためにも、受けておいたほうがいいかと思いました。日本語で受験しますが、たまに日本文がわからないときは英語の問題文を見たくなることもあり、言語切替の操作の練習にもなります。 |
4 | 12月初~12月央 | Black Belt | 読み込んだサービス一覧 Amazon EC2 Amazon EBS Amazon S3 Amazon EFS Amazon Redshift Elastic Load Balancing (ELB) Amazon VPC Amazon CloudFront Amazon Route 53 AWS Auto Scaling AWS Identity and Access Management (IAM) Part1 AWS Identity and Access Management (IAM) Part2 Amazon SNS Amazon SQS |
5 | 受験前日~当日 | ノートの見直し | 新しい書籍や問題に手を出すよりは、これまでの復習に当てたほうがよいと思いました |
2,3,4は本番まで繰り返し実施しました。
ペーパーレスの時代ですが、未だにノートに書くと知識の定着が早いと感じさせられます。
受験本番の話
リモート受験について
コロナ渦ということもあり、自宅での受験を試みました。
以下のどちらかからの選択になります。
- PSI
- ピアソンVUE
試験官とのやりとりで日本語OKなピアソンVUEを選択。
事前準備
自身の環境で試験を受験できるかは、システムテストで確認してみましょう。
https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/IIA/OnVUE-online-proctored.aspx
本番
チェックイン後、部屋と身分証明書のキャプチャをアップデート。URLが表示されるので、スマホでアクセスして指定のキャプチャをアップロードする流れ
あと試験官とのチャットでやりとり。
主に部屋と机にPC以外のデバイスがおいてないかの確認。ディスプレイ・モニターもNG
ここらへんを確認して、試験本番へ。以降試験官とのやりとりはありませんでした。
環境・体調管理等
- 途中で席を立つことはできないので、空調は予め調整しましょう。
- できれば休日で体力の充実しているときに。
- 座椅子で受験しましたが、足がしびれ体勢を何度か変えたりしました。カメラに写ってないといけないので、体勢崩すのも気を使いました。心配な方は椅子で臨んだほうが良いです。
- 昼食後の受験で眠くなりそうな人は、受験前に昼寝をしましょう。
- 昼寝前にはコーヒー飲んで少しでも頭が冴える状態に。効果はあったような
リモート受験してみて
コロナということでリモートの受験も重宝しますが、Webカメラが作動してる緊張感や、部屋のレイアウトも工夫する必要があり、近場にテストセンターがあればそちらのほうがいいかと個人的には思いました。
参考にさせていただいた記事
試験対策にあたり、以下の記事を参考にさせていただきました。
AWS認定11冠制覇したのでオススメの勉強法などをまとめてみる
【未経験でも挫折しない】40時間でAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトを取得する方法
2回受験して得たAWS認定ソリューションアーキテクト(SAA)の教訓