#クラウドって何?
「クラウド触りたいけど、どうやったらいいのか分からない」
「色んなサービスあるけど、何が良いの?何ができるの??」
「いや、学習時間ないし・・・」
そういう方にやってみて頂きたい!!
そういう想いで書いていますが、クラウドを解説しているわけではありません。
この教材で、こんな気持ちで、このやり方でやれば、資格とれるくらいの知識と経験が積めますよというものです。
方向性が決まってるのでそれなりの気持ちで挑めば、挫折することなく走り切れると思います。
(知識と経験から、自宅・業務の環境改善にも繋がればいいなくらいの軽い気持ちが◎)
#AWSとは
Amazonが提供しているクラウドサービスです。(そのまま)
サーバー等はAmazonが管理するので、そのサーバー上で提供しているサービスを自由に使ってね。みたいなイメージです。
もちろんサービスなのでお金はかかりますが、無料利用枠というものがあるので、学習レベルではほぼお金はかかりません
AWS 無料利用枠
https://aws.amazon.com/jp/free/
#AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトとは
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/
要約するとAWSを用いた良い感じの設計できますよと証明するための資格
実際は経験がものを言うため、最低限の知識はありますくらいの証明にはなると思います。
ただし設計を学び理解することは、AWSに限らず類似サービス等においても応用が効きますので思った以上に有用です。
#本記事の読み方
これは資格も取得したい、でも座学だけじゃなくて、それなりの経験は積んでおきたい!というそんな欲張りな方向けです。
ええい、回りくどいわ!重要なことだけ教えろって方は、大項目と強調文字だけ読んでください。
7/15にAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトに一発合格しました。(スコア 867/1000 合格ライン720)
徹底的に無駄を省きつつ、これだけやれば基本的な構築ができて資格にも合格できるというものを書いています。
つまり無駄を省いているので最小のコストで基本的な構築と資格取得が可能です。
#本記事の対象者
- 簡単な英語が読める
- Linux経験少々(SSH接続で、インストールしたりファイルを書き換えたり)
- AWS未経験
- AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト取得を目指している
#目的
- AWSサービスの主要な機能を使えるようにする。
- AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトに合格する。
#勉強時間
40時間程度(早ければ30時間程度)
#費用
教材費 + 模試費 + 模試費 = 約2万前後
#教材
##これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け21時間完全コース)
https://www.udemy.com/aws-associate/
Udemyで配信しているAWSハンズオンメインの動画です。本でやるよりは動画を見ながらできるので挫折しません。
Udemyセール時であれば1200-1800円ほどで購入できますので、セールで購入しましょう。
AWSのサービスが増えすぎているため、この動画内で出題対象となるサービスを確認しておきましょう。
章毎に「今回のハンズオンで使用したこのサービスはお金がかかるので必ず停止しましょう」
と言うことを教えてくれる親切っぷりです。
##徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
https://www.amazon.co.jp/dp/4295005495/
通称「黒本」です。これじゃなきゃ駄目ということはありません。
どれか1つの書籍に絞り、前述のハンズオン後に思い出しながら読んで、復習する事が大事です。
#学習方法
「Udemyで実践 → 書籍 → 模試 → WEB上の問題を解く」をおすすめします。
(私は「書籍 → Udemyで実践 → WEB上の問題を解く」と進めましたが、触ったことのないサービスの書籍を学んでも経験がないため記憶しにくく、効率の悪さを感じました。)
1. これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け21時間完全コース)
2. 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
3. 模試
4. WEB上の問題を解く
##1. これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け21時間完全コース)
Udemyでは再生速度を早められるために、時間短縮として1.25-1.5倍速をおすすめします。
EC2、VPC、サブネット(パブリック, プライベート)、セキュリティグループ、インターネットゲートウェイ、NATゲートウェイの基本パターンを構築できるようにしておく方が良いです。ハンズオンで何度も構築しますので必然的に覚えると思います。
その他のサービスはハンズオンを通して、説明の細かなところもできるだけ頭に入れておくようにしておくと◎
ここで理解度が低くても、模試やWEB上の問題を解いている最中にあぶり出されるので不安がらずに経験する事を第一とします。
##2. 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書
1.で実践したところは並列的に進めて問題ありません。通勤通学時間等を利用すると効率良いと思います。
基本的には流し読みをしますが、ECのインスタンスの違いやS3のストレージタイプの違いなどの比較はしっかり目を通しておきましょう。
##3. 模試
正直言って、本試験からすると難易度は2段階ほど下の内容でした。
2000円ほどかかりますが、本試験と同じ形式のため慣れておく方が良いです。(見直し機能があるので慣れておく)
模試を日本語で申し込めば、日本語の問題となりますがEnglishボタンを押すことで英文で確認できることも見ましょう(本試験で重要になります)
##4. WEB上の問題を解く
個人的にはこちらがおすすめです。
Amazon AWS 資格取得のための演習問題集(完全無料、オリジナル)
https://awsjp.com/exam/saa-sap/c/
問題といっても、本試験のような長文問題ではなく知識を問う問題です。
迷う問題は必ずハンズオン動画で手順を再確認・黒本を読み直して、苦手個所を徹底的に潰していくことが大事です。
特に基本サービス(EC2, VPC, ELB, サブネット, ACL, EBS, RDS, Lambda, Route53, SQS, SNS, AutoScaling等)、セキュリティ(IAMやセキュリティグループ)、ログ(CloudWatch, CloudTrail)、暗号化(RDS, S3, KMS)の苦手は完全排除しましょう。ここを落とすと本気で落ちます。
#本試験の心構え
まずWEB上の問題のような短い文章の問題はあまりでません。どれだけ長い文章でも焦らず読みましょう。
読みにくく違和感のある日本語になっている事があります。その時はEnglishボタンで英語で確認しましょう。(実は英語の方が分かりやすい)
時間はたっぷりありますので、見直しも含めて2周するつもりで分からない問題は適当に選び、見直し対象としましょう。
長文に慣れてきた後の方が問題が解きやすくなっているはずです。
#試験対策の補足
他の方の合格方法を見ると複数の書籍を使っておられる方もいますが、個人的には1冊で十分だと思います。
(会社から、「Amazon Web Services エンタープライズ基盤設計の基本」ともう1冊を借りましたが、内容が重複しすぎてるので読むのをやめました。)
AWSの問題文には、このキーワードがあればこのサービスや設定を推奨しているというものがあります。
問題慣れして何を回答して欲しいのかが見えてきたら、試験を受けても良い頃だと思います。
#後書き
結局、資格取得するだけじゃないの?と思われるかもしれませんが、全般的なサービスを知っておく事は選択肢を広げることになるため、武器にもなります。
また、類似ソフトウェア・サービスを探す指針にもなりうるため、得た知識は最終的には2-3倍に広がって役立つことも少なくありません。
なぜこのような要望の時はこのサービスを選択するのか?このサービスとサービスを組み合わせる事でどのようなメリットがあるのか?
この辺りを考えさせられるあたりに、この資格を取得する最大のメリットがあると思います。
受かった頃には主要なAWSサービスの知識がついてるはずなので、小さなサービスを展開してみてはどうでしょうか。