この記事では"良い記事"を書くための基本事項をまとめました。記事を書き始めたばかりの初心者の助けとなることを期待しています。
[ 1 ] "良い記事"とは?
"良い記事"には次の四点が必要です。以降では、これらを達成するための基本事項を紹介します。
- 正しい内容
- 役立つ内容
- 読みやすい構成
- 読みやすい表現
[ 2 ] 正しい内容
正しい内容の記事を書くために、以下の点を押さえましょう。
( 1 ) リファレンスを示す
使用したリファレンスを必ず示しましょう。これにより、剽窃による著作権の侵害やトラブルを避けことができます。また、リファレンスとしては信用度の高いものを選ぶことをおすすめします。
( 2 ) 間違った説明を避ける
明確に間違った説明を避けましょう。記事の信用を低下させないために、十分な調査をすることをおすすめします。
( 3 ) 誇張した表現を避ける
記述を誇張して表現するのは避けましょう。間違いを生む原因になるので、まずは内容をありのままで表現することをおすすめします。
[ 3 ] 役立つ内容
役立つ内容の記事を書くために、以下の点を押さえましょう。
( 1 ) 1年後の自分を想像する
1年後の自分が理解できる内容にしましょう。メモ程度の内容でもそのメモを理解するための情報を加えるだけで1年後の自分の読みやすさが格段に上がります。
( 2 ) 他人を意識する
他人に役立つ内容にしましょう。他人に役立つか判断できない場合は友人などに意見をもらうと良いと思います。
[ 4 ] 読みやすい構成
読みやすい構成の記事にするために、以下の点を押さえましょう。
( 1 ) トピックセンテンスを書く
トピックセンテンスを書いてから詳細を説明しましょう。トピックセンテンスとは概要を示す文のことです。
また、ほとんどの記事では以下のような構造になるので、それぞれの初めにトピックセンテンスを設けるようにしましょう。
記事 - 章 - 節
( 2 ) 記事の目標を決める
書き始める前に記事の目標を決めましょう。目標をあらかじめ決めることで筋の通った記事を書くことができます。
( 3 ) 実行環境を示す
実行環境を記事の初めに示しましょう。OSやOSのバージョンが異なる場合は記事と同じ動作をするとは限りません。
[ 5 ] 読みやすい表現
読みやすい表現にするために、以下の点を押さえましょう。
( 1 ) Markdownを使う
Markdownの記法を使いましょう。これにより、記事の表現力が格段に上がります。また、Markdown記法 チートシートにあることを把握すれば十分です。
( 2 ) 余白を使う
空行や箇条書きを使って余白を入れましょう。ただし、余白が多すぎても少なすぎても読みにくさの原因になるので、読みやすい余白の量に調節しましょう。
( 3 ) 文体を統一する
記事全体で文体を統一しましょう。特に、敬体(ですます調)と常体(だである調)を混ぜている記事は違和感を覚えます。
#[ 6 ] 最後に
"良い記事"を書くために特に必要な基本事項をこの記事ではまとめました。
次週は、「【初級者向け】"良い記事"の書き方」という続編を書く予定です。