Wi-Fiモジュールはセンサデータにノイズを発生させる
- RaspberryPiでWi-FiをONにした状態でGPIO経由でセンサデータを取得する際,周期的な(約60秒間隔)ノイズが乗る
- Wi-FiをOFFにすることでこのノイズはおおよそカットできる
sudo iwconfig wlan0 txpower off
ただし...
- Wi-Fiが使えないのでsshは有線LANで行う必要がある
- もしくは,Wi-Fiの出力を抑えることによってノイズを低減させる(多少ましになる程度)
このページではRaspberryPiでWi-Fiの出力レベルを設定する方法を紹介する
まずは対象のラズパイにsshして以下を実行
sudo iwconfig wlan0
すると以下のような情報が表示される
wlan0 IEEE 802.11 ESSID:"hogehoge"
Mode:Managed Frequency:5.18 GHz Access Point: 3G:3G:CG:EG:9G:9G
Bit Rate=24 Mb/s Tx-Power=31 dBm
Retry short limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Encryption key:off
Power Management:on
Link Quality=57/70 Signal level=-53 dBm
Rx invalid nwid:0 Rx invalid crypt:0 Rx invalid frag:0
Tx excessive retries:0 Invalid misc:0 Missed beacon:0
3行目のTx-Power=31 dBmが出力を表している.
この31(最大値)という数値を以下のように実行するとかぎりなく弱い出力(0 dBm)にできる.
sudo iwconfig wlan0 txpower 0
txpowerの次の数値を変更することで任意の強さに設定可能
デフォルトはauto
sudo iwconfig wlan0 txpower auto