デジタルアートとは
デジタルアートには、完全にコンピュータで生成するもの(フラクタルを使ったものなど)から、写真を取り込むなどして元の素材を用意したもの、マウスやペンタブレットを使ってベクトル画像ソフトウェアで描いたものなどが含まれる。
また、音楽ももちろんアートの一種類なので、電子機器を用いた電子音楽もデジタルアートの一つ。あっ、でもここは画像処理班なので音楽はちょっと関係ないですかね~
作品例
立っていると、床の自分の周りに花が咲き、動くと散る。センサーで感知した鑑賞者の動きに応じて描かれていて、人と作品が一体となる感覚を味わうことができる。
これは電子音楽も絡んでくる例になってしまうが、叩くと、色が変わったり音が鳴ったりする、光のボールによるオーケストラ。一つを叩くと、周囲のボールも全部色が変わり、空間全体の色が変わる。大小さまざまなボールに触れることで、共同で空間の色を変化させながら、音楽を自由に奏でる。
みなさんがよく知っているプロジェクションマッピングもデジタルアートの典型的な一例である。
これは松崎くんのにも上がっているので、あわせて参照してください。
プログラミング言語
・Processing
オープンソースで無料。未経験者にも理解しやすいプログラミング環境。
使用例としての作品はこちらを参考に:
https://www.youtube.com/watch?v=ZwGpF9hOdSQ#action=share
https://www.youtube.com/watch?v=tVWAFoyIFEY#action=share
・vvvv
様々な機能を持った「部品」を線で繋ぐことで、表現のアイデアを素早く形にできる「ビジュアルプログラミング」と呼ばれるスタイルの開発ができるWindowsアプリケーション。
・openFrameworks
2次元/3次元の図形の描画、アニメーション、サウンドの録音・再生、動画のキャプチャ・再生、マウスやキーボードによるインタラクションなど、いろんなことができる。C++をベースにしている。
ほかにも、FORM+CODE (デザイン/アート/建築用) 、ARKAOS GrandVJ (プロジェクション・マッピング用) などがある。
五月祭への応用
現実的な技術、コストでどこまでできるかはまだ確かではないので、具体的な案は現時点では出せないが、上記の例1,2のように、参加者の動きに応じて、環境がはたらきかけられて変化するインタラクティブなことができたら、楽しんでもらえるかな~と思った。
まぁでも、上のprocessingのところに掲載しているようなハイクオリティな動画なら、見るだけでも感動してもらえそうな気はする...


