こんにちは! DJ malonです。
PMBOK 第8版が公開されましたので、
今日はこの第8版がいったいどんなものなのか?
さらっと学んでいければと思います!
PMBOKってなあに
みなさんのPMデビューって
どんな感じだったでしょうか?
後輩 プロジェクトマネージャーって何すれば良いですかね?
先輩 行動していれば、自ずと道は開ける!
後輩 ・・・
はじめは何も分からなくともガッツがあれば
そのうち形になっていき
確かに進められるところもありますが
PMBOKとは
プロジェクトマネジメントの知識体系
のガイドブックのことで
プロジェクトを推進していく上で
「こんな時どうすればいいの?」
という時に、参考にする
いわば、プロジェクトマネジメントの教科書です。
現在は、PMBOK 第7版をベースとした
PMPというプロジェクトマネジメントの資格試験が
実施されています。
PMBOK 第8版は
英語版PDFが2025年11月13日にリリースされ
書籍版は、2026年1月13日から販売予定です。
PMBOK 第8版 クイックレビュー
それでは
PMBOK第7版から第8版への進化について
ざっと特徴を見ていきましょう。
特徴1:クラウドソーシングな教科書
第8版は、調査や専門家の声を集めて
分析した結果を実務的に再編成した
データドリブンなバージョンになりました。
第7版 の良いところは残しつつ
「で、具体的にどうするの?」
に答えてくれる実践的な内容になっていそうです。
第6版「このプロセスを実行せよ」 ・・・具体的すぎるかな・・・
第7版「自分で考えて」 ・・・抽象的すぎるかな・・・
第8版「原則はこれ。実践例も示すね」 ・・・ちょうどいいかも・・・
特徴2:12原則→6原則への集約
第8版では、第7版の12原則が
6つのコア原則に統合されました。
第8版の6つのコア原則:
◎ 全体的な視点を採用する
- プロジェクトだけ見てちゃダメ
◎ 価値に焦点を当てる
- 作っただけじゃ意味がない
◎ 品質を組み込む
- 後からテストじゃ遅い
◎ 説明責任あるリーダーになる
-「知らなかった」は通用しない
◎ サステナビリティを統合する
- 地球に優しく?
◎ エンパワーされた文化を構築する
- チームの力を信じる
そして、これに
7つのパフォーマンスドメイン
と40のプロセス
が加わります。
7つのパフォーマンスドメイン:
- ガバナンス - プロジェクトの監督(旧:統合管理)
- スコープ - 何をやるか、やらないか
- スケジュール - いつまでに
- ファイナンス - お金の話(旧:コスト管理が格上げ)
- ステークホルダー - 関係者とのコミュニケーション
- リソース - 人、モノ、全部
- リスク - 何が起こるかわからない
特徴3:書物としてのボリューム
第7版で導入された『原則』は12→6に集約されましたが
実務的なプロセスや具体的な手法が大幅に拡充されました。
第6版から第8版までの
英語版のページ数の変遷は以下
| 第6版 | 第7版 | 第8版 |
|---|---|---|
| 756ページ | 274ページ | 約416ページ |
第6版、どんだけ〜☝️
第7版はだいぶスリムでしたが
第8版はページが増えて
「どうすればいいか?」
も、示してくれていそうです。
6原則で「考え方」
7ドメインで「管理する領域」
40プロセスで「具体的な手順」
「これが絶対の正解!」とは言わない。
「プロジェクトに合わせて調整してね」
というスタンス。
付録:PMP試験のドメイン配分の変更
PMP試験を受けられる方は
ECOの確認も怠りなきよう。
2026年7月からの新ECOでは
ドメイン配分が調整されるようです。
😎 ビジネス環境が3倍以上に 😎
プロジェクトと組織戦略の関係性が
より重視されるようになりました。
開発アプローチにおいては
「予測型」と「アジャイル/ハイブリッド」の配分は
「50:50」から「40:60」へ変わります。
多様なプロジェクト環境への対応が
引き続き求められます。
| ドメイン | 第7版時代 | 第8版時代 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 人 | 42% | 33% | ↓9% |
| プロセス | 50% | 41% | ↓9% |
| ビジネス環境 | 8% | 26% | ↑18% |
昔のPM「プロジェクトが成功すればOK!」
今のPM「プロジェクトが成功しても、
会社の戦略と合ってなかったら意味ない!
あと、ESGも考慮!
AIも活用!
サステナブルに!」
PM(心の声)「忙しすぎる...」
新しい試験は、ドメインの配分変更の他にも
変更点がありそうです。
最新のPMBOK 第8版に対応したPMP試験は、
2026年7月から開始予定とのことですが
PMBOK 第8版の日本語版の公開は
おそらく来年の秋くらいでしょうか?
初夏以降の試験内容がどうなるのか
気になるところです。
PMP合格を狙っている方は
今のうちに受験して合格しちゃいましょう。
まとめ
本当にさらっとでしたが、いかがでしたでしょうか。
PMBOKは時代と共に進化しています。
社内に同じくPMBOKを参考にプロジェクトを推進している仲間が居て
ようやく共通言語が持てた、というスタート地点です。
判断に迷うときなどに、PMBOKを参考にする。
そして、仲間に頼る。チームを頼る。上司を頼る。
みなさまにとって素敵なクリスマスとなりますように。