目的
- 関数を用いて数値型項目を通貨型項目(文字列)へ変換する
- Numbersの「フォーマット」機能を使用しない
実行環境
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OS : macOS Ventura 13.4.1 (c)
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Numbers : バージョン13.1(7037.0.101)
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本項の通貨型の定義
- 先頭に「¥(円マーク)」が表示される
- 3桁ごとに「,(カンマ)」で区切られる
使用する関数
- DOLLAR
- 指定した数値から通貨の文字列を返す関数
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この関数の結果で表示される通貨型文字列は、「言語と地域」設定に依存する。
- macOS 12以前 : 「システム環境設定」
- macOS 13以降 : 「システム設定」
- iOSおよびiPadOS : 「設定」
- iCloud : 「アカウント設定」→「時間帯・形式」
使用できない関数
- CURRENCY/CURRENCYCODE/CURRENCYCONVERT
- 他の言語では通過型への型変換に用いられることがあるが、Numbersでは為替レートに関する関数として用いられる
- YEN
- Excelにおいて通過型(日本円)に変換する関数
- Numbersには存在しない
参考文献
DOLLAR - Apple サポート (日本) (2023年8月8日現在)