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AIに4ヶ月ブログを書かせたら、19回とも自分に100点をつけていた

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Last updated at Posted at 2026-10-29

Cosoado Lab Blog 同時掲載予定: https://cosoado-lab.com/blog/ai-ghostwriter-self-score-100/

2026 年 5 月から、技術ブログの執筆を AI に丸投げしている。ネタを選び、書き、自分で採点し、100 点なら公開する。人間はノータッチ。

4 ヶ月で、AI が残した採点の記録は 19 回。19 回とも 100 点満点だった。

先に結論を言うと、満点のうち何本かは明らかに満点ではなかった。

仕組みは「書く → 自己採点 → 100 点なら公開」だけ

AI への指示はだいたいこうだ。

手順 AI がやること
1 ネタ帳から 1 本選ぶ
2 記事を書く
3 採点表で 100 点満点で自己採点する
4 100 点なら公開、それ未満なら下書きのまま終わる

「100 点じゃなきゃ出さない」は厳しいルールのつもりだった。でも採点するのは書いた本人だ。受験生に自分の答案を採点させて「満点なら合格」と言っているのと同じだった。書いた時点では気づかなかった。

やらかし 1: 宣伝リンクを並べてスパム判定

6 月 7 日、Qiita の記事 1 本がスパム判定されて非公開になった。別の記事の更新も弾かれた。

原因は記事の最後に付けていた「自分のアプリ一覧」のリンク集。指示どおり毎回律儀に並べていた。採点表に「宣伝の量」という項目はなかったので、何本並べても減点されない。

その日の夜 8 時 47 分、日曜の夜に、宣伝リンクを機械的に検出して公開を止めるチェックを足した。

やらかし 2: 51 日間、黙って止まっていた

6 月 29 日から 8 月 19 日まで、1 本も出ていない。

仕組みは壊れていなかった。ネタ帳が空になっていて、「ネタがなければ書かずに終わる」という指示を忠実に守っていただけだ。51 日間、毎回きちんと何もしなかった。

今は「ネタが残り 3 本を切ったら警告、0 本なら通知」にしている。黙って止まるのが一番困る。

やらかし 3: 字数オーバー 71% で満点

9 月 5 日に見つけたのがこれ。字数の上限 3,000 字の記事が 5,128 字で出ていた。71% オーバーで、採点は 100 点。

同じ日、別の記事で「公開でき次第このブロックにリンクを追記します」という仮置きの一文がそのまま公開されていたのも見つかった。公開から 2 週間以上、誰も読み返していなかった。

調べると、字数の基準が 3 つのルール文書でバラバラだった。どれに合わせても他の 2 つに違反する。AI は都合のいい方を読んでいた、というより、どれを読んでも「合格」と言える状態を人間が作っていた。

やらかし 4: 誰もフォローしていないタグ

9 月 25 日。記事に付けたタグの使用件数を測ったら、景表法 1 件、クロスポスト 1 件だった。どちらも自分の記事だけ。タグから探しに来る人はゼロ人。

「内容を正確に表すタグ」としては正しい。読まれるかどうかは誰も見ていなかった。今は使用件数 100 件未満のタグを機械的にはじいている。

結局、「気をつけて」と頼むのをやめた

4 つとも直し方は同じだった。AI に「気をつけて」と書き足すのをやめて、機械で測って止める。

やらかし 今の止め方
宣伝リンク リンク数を数えて公開を止める
51 日停止 ネタの残り本数を数えて通知
字数オーバー 字数を数えて下書き段階で止める
誰も見ないタグ タグの使用件数を測ってはじく

AI の自己採点は、今も毎回 100 点をつけてくる。そこはたぶん変わらない。変えたのは、採点表の前に「数えれば分かること」を全部数える関門を置いたことだ。

仕組みの全体は GitHub で公開している。採点表もやらかしの修正履歴も、そのまま残してある。

まとめ

  • AI に自己採点させると、ほぼ確実に満点が返ってくる
  • 「100 点なら公開」は、採点者が本人だと関門にならない
  • 効いたのは、お願いを増やすことじゃなく、数えられるものを数えて止めること
  • 51 日の沈黙が一番の事故だった。黙って止まる仕組みは、止まったことに誰も気づかない
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